特集1「寺迫奴踊(てらさこやっこおどり)」再開への道のり
再開、寺迫奴踊⑱
8月1日(火)
最後の練習を終え、会場へ。
朝から…いや数日前から…天気がとても心配でした。
子どもたちが雨に濡れるのは心配ですが、都農神社の夏祭という大きな舞台で寺迫奴踊を披露し、再開の第一歩を踏み出したいという思いから、とにかく奉納することを前提に現地に赴きました。
お天気は子どもたちの頑張りに力を貸してくれました。
都農神社の神様のお力なのだと、心から思いました。
4年ぶりの夏祭りにはたくさんの方が足を運んでいました。
子どもたちが大勢の人の前で、これまでの練習の成果が発揮できればいい…
ただそれだけを願って、奉納の時を待ちました。
予定よりも早く奉納することになりましたが、子どもたちは、精一杯、寺迫奴踊を踊り、見事に再開の一歩を踏み出しました。
【寺迫奴踊の説明】
【踊りの始まりを待つ子どもたち】
ついに、始まりました。
地面も濡れていなかったので、練習通り「杖(ぜ)」は地面において踊れました。
たくさんの観客の皆様に、見ていただくことができました。
22名という少ない人数ですが、子どもたちは都農神社の夏祭を、寺迫奴踊の奉納で、見事に盛り上げてくれました。
都農町への恩返し作戦、大成功です!!
5・6年生の皆さん、本当にありがとう。
この日まで丁寧にご指導をしていただいた指導者の皆様、子どもたちを支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。
今日の経験が、いつまでも子どもたちの胸に残り、自分たちにも何かを成し遂げることができるんだという自信につながってくれることを願うばかりです。