特集1「寺迫奴踊(てらさこやっこおどり)」再開への道のり
再開、寺迫奴踊⑤
6月19日(月)
今日は寺迫奴踊の練習の3回目です。
今日も歌い手の方と踊り手の方に来ていただき、前回の復習をして、その続きを教えていただきました。
手踊りの1番「竹に雀は品よくとまる」2番「とくは かに ごまんざいと」の復習をした後、3番「行かうか 戻ろか」と4番「紺の前だり」を新たに教わりました。
似たような動きかと思えば、手足の動きが少し異なっていたり、手の細やかな動きがあったりして、子どもたちは覚えるのに苦戦しているようでした。
授業の最後の感想では、「新しい動きがあって、難しかったけど、面白かったです。」という発言が見られました。子どもたちは日々習得に頑張っています。
再開、寺迫奴踊④
6月15日(木)
今日は寺迫奴踊の練習の2回目です。
今日も歌い手の方と踊り手の方に来ていただき、前回の復習をして、その続きを教えていただきました。
今日は、回りながら体の向きを変える振付の部分を練習しました。
手と足をタイミングよく動かすと体を上手に動かせるのですが、なかなか難しかったです。
子どもたちは、どうやったら上手く踊れるかを考えながら練習していました。
再開、寺迫奴踊③
○6月12日(月)
地域の皆さんの理解と協力をいただき、寺迫奴踊の再開に向け、いよいよ練習が始まりました。
まずは、指導をしていただく先生方に自己紹介をしていただきました。
自己紹介の後、過去の練習風景を収録したDVDを見ながら、寺迫奴踊について理解を深めました。
その後、手踊りの部の「竹に雀」という踊りを教えていただきました。
練習後、今後進める寺迫奴踊の再開に向け、どのような役割が必要かなどを5・6年生一緒に話し合いました。
子どもたちの手で、子どもたちのやり方で再開に向け進んでいる姿は本当に頼もしいです。
都農神社の夏祭に向け、頑張れ東っ子!!
再開、寺迫奴踊②
○6月9日(金)
中断している寺迫奴踊の再開へ意欲を燃やす子どもたち。
踊りの指導をしていただく方を探すため、地域の方にお願いをすることになりました。
顔も知らない地域の大人の方に電話するのはとても緊張することだと思います。
少しリハーサルも兼ねてやり取りの練習をしました。
リハーサル後、地域の方に電話をし、指導をお願いしましたが、中断して20年以上も時間が経っているため、再開するのは難しいというお返事が聞こえてきました。
しかし、寺迫奴踊の再開のために頑張りたいと思っている子どもたちは、何とか引き受けてもらえるよう、何度もお願いを続けました。
夏祭りまでの時間は短いけれど練習に一生懸命取り組むという子どもたちの熱意が伝わり、地域の方も指導を引き受けてくださることになりました。
5時間目の始まりに、代表で電話をかけた子どもたちが、5・6年生それぞれの学級で、踊りの指導を引き受けていただいたことと、最初の練習日が決まったことを報告しました。
子どもたちが自分たちで踊りの指導をお願いし、引き受けていただいた…
このことは、小学生である自分たちにも、地域の課題解決に関わることができることを実感し、いろんなことに主体的に関わろうとする意欲や自信につながる、とても大きな出来事だと考えています。
自分たちの地域に伝わる伝統芸能を再開させるために頑張る子どもたちの姿をこれからもお知らせしていきます。
再開、寺迫奴踊①
○6月7日(水)
都農神社より、
「今年の都農神社の夏祭は、コロナ前の状況に戻し、以前のように各小学校から踊り等を奉納してもらえないだろうか。」
という依頼がありました。
校内で検討し、練習期間は短いけれど、5~6年生に寺迫地区に伝わる「寺迫奴踊」に挑戦し、都農神社の夏祭の再開に協力しようという話になりました。
ただ、主役となる子どもたちに、このことをどのように伝え、自分事としてとらえ、練習に参加してもらうか考えました。
担任の先生方と相談し、都農神社からの奉納の依頼があったこと、奉納するのは寺迫奴踊にしたいと思っていることを子どもたちに提案することにしました。
説明を聞き終えた子どもたちは、過去の新聞記事や写真等から、都農神社の夏祭が伝統ある行事であることや、寺迫奴踊への地域の方の思いに触れ、今は後継者不足で中断している寺迫奴踊の再開に自分たちが協力することを決意してくれました。
さぁ、子どもたちの気持ちは固まりました。
次は指導してくださる方への協力依頼となります。
子どもたちの挑戦が始まりました!!