東っ子ブログ(令和6年度~ )

2024年1月の記事一覧

始業式こぼれ話…無意識の思い込み…

「無意識の思い込み」…

今日の始業式後にそれを実感する出来事がありました。

校長の話の中で干支の話をしたときのことです。

 

今年の年男・年女は、平成24年生まれの子どもたちで、学年で言うと5年生と6年生になります。

そこで子どもたちに「平成24年生まれの人は手を挙げましょう」と言ったのですが、6年生の1~3月生まれの数名の子どもたちの手しか挙がりませんでした。

5年生の担任に後で話を聞くと、子どもたちは以下のように話していたそうです。

・「年男・年女」ということは知っていた。

・でも、「平成24年生まれ」と言われてもわからなかった。(ピンとこなかった)

 ※ 自分の生まれ年は「西暦」で覚えていて、「和暦」ではわからない。

 

生まれ年を和暦で言うのが常である私の大きな誤算でした。

これが「無意識の思い込み」(アンコンシャスバイアス)なんだと痛感しました。

始業式で「平成24年生まれの人」と言われ、ぽかんとした5年生の顔を思い浮かべ、思い出し笑いをしてしまう始業式の午後でした。

3学期スタート!!

1月9日(火)

今日から3学期が始まりました。

3校時に特別活動室で始業式を行いました。

始業式の前に、1月1日に起きた令和6年能登半島地震で亡くなられた方へ黙とうを捧げました。皆様のご冥福を心からお祈りいたします。

 

この後、始業式を行いました。

まずは、代表児童の作文発表です。

その後、校長から3学期に向けて話がありました。

3学期は、次の学年の0学期と呼ばれ、今の学年のまとめをすることが次の学年への準備となるので、一人一人がこれまでを振り返り、自分にとって何を頑張ることが大事かよく考えて目標を決めましょうと伝えました。

 

始業式終了後は、各先生方からお話がありました。

【学習部の先生からは、チャイム黙想について話がありました。】

 

【生徒指導部の先生からは、登校時の交通安全について話がありました。】

 

【保健体育部の先生からは、病気の予防や健康な体作りについて話がありました。】

 

写真を見たらわかるように、子どもたちは話をする人の目を見て、しっかりと話を聞くことができます。

あとは聞いた話を行動に移すことだと思います。 

これを読まれた保護者の皆様は、ぜひ、お子さんと「3学期のめあて(目標)」について話をしてみてください。

「どうしてそのめあて(目標)にしたのか。」、

そのめあて(目標)を達成するために「どのようなことを頑張るのか。」

この2つが自分の言葉で話せたら、称賛の言葉をかけてください。その場合、多少大げさでも構いません。自分の考えたことを相手にわかるように伝えることについては、1学期から取り組んでいることですから、親御さんにそれが伝えられたら、お子さんは学校での学びを家庭という実生活の場で活かそうとしているのです。

学んだことを実生活で活かす。

これが一番難しいことですが、一番自分の力になることでもあります。

ですから、この場面でたくさんの称賛の言葉をかけることが、お子さんの自信や次の意欲につながります。そして、これはお子さんのよき理解者である親御さんがされることで、更に教育的効果があがるのです。

親御さんからの称賛の言葉→大好きな親に認めてもらえた→親からの愛情を受け取る

私たち学校職員の力の及ばないところです。

どうぞよろしくお願いします。

おめでとうございます!!

1月5日(金)

今日、都農町の成人式が行われました。

お昼過ぎには、本校を卒業した新成人の皆様が来校されました。

集まってしばらくは写真を撮ったり、談笑されたりしていましたが、間もなく「タイムカプセル」を開封されていました。

当時の担任の先生を囲みながら、思い出の品を手に取り、当時を懐かしむ姿を見て、

「やっぱり、『同級生』っていいなぁ。」

としみじみと思いました。

その後、代表の方2名がご丁寧に校長室へあいさつに来られ、

「お世話になりました。ありがとうございました。」

と言って帰って行かれました。

 

『あいさつをすること』は、子どもたちに対して、学校や家庭でくり返し指導してきたことです。それが、このような人生の節目の場面で、実践できる力となって身に付いていることを嬉しく思いました。

新成人の皆様、本当におめでとうございます。

これからの人生が充実したものになりますことを、心からお祈りしています。