財光寺小学校からのお知らせ

トマト座に学ぶ

17日月曜日は、東京からトマト座がやってきました。
演目は、虹の彼方へ(オーバー・ザ・レインボウ)
体育館なのに、アメリカの大草原を彷彿させる演技で、子供たちをオズの魔法使いの世界へ誘ってくれました。
演劇を観る子供たちの目は輝き、一生懸命食い入るように見る姿から、感動も伝わってきました。
本校では、キャリア教育を推進しているのですが、その関連で劇団員から素晴らしいメッセージを公演後に頂きましたので紹介します。

(ドルシー役の演者)
 ・繋がることが大切。
  人と繋がることで世界も可能性も広がる。コミュニケーションから逃げずに繋がるといいですよ。それが、自分を助けてくれます。
 ・声に出す。
  やりたいことや夢見ることは声に出すといい。その声はきっと誰かに届く。
  私は、トマト座に入りたいと声に出していた。その声を聞いた人が、トマト座にオーディションに繋げてくれた。
 ・準備と後片付けが大切
  本番の演技を支えるものは、準備だし、次の講演に繋がるのは丁寧な後片付けです。
  目に見えない部分がとっても大切です。これは、どの仕事も同じだと思います。

(魔女役演者)
 ・何事も始めるのに遅すぎることはない。
  私は、大学卒業後にこの世界に入った。何も分からない世界だったが、今に繋がった。
  始めるタイミングが遅いからと逃げていては、チャンスを逃がす。
  思ったときがチャンスだし、脇道の経験もきっとあなたを助ける。
  大丈夫、始めることが大切だよ。
 
 子供たちの心底の鐘を鳴らしてくれたと思います。
 
 本校では、まだまだ、魅力的な大人と出会わせたいと考えています。