財光寺小学校からのお知らせ

6年生 修学旅行前「平和学習」

10月31日 金曜日 2・3校時 【多目的室】

6年生は修学旅行が迫ってきました。旅行先で訪問する知覧特攻平和会館を訪れる前の事前学習として、より戦争と平和、人の尊厳について知るためにお二人の講師をお招きをして平和学習を行いました。講師は、現在、県内中高生を中心に戦争や紛争、そして平和とは何かを考え行動、発信する活動をされている元中学校教諭の仲田彰さんと、日向市戦争の語り部であり、長く沖縄県浦添市との集団疎開に係る交流会を企画・運営されてきた川路にお住まいの甲斐誠二さんでした。また、年1~2回特別展示会を行っている元高校教師で夕刊デイリー新聞にも投稿をされている日向市戦争と平和を考える会の黒木直行さんが、日向市に残る戦争遺品を展示してくださいました。戦争とは、人間の人権と尊厳を奪う最大の差別と侵害です。子どもたちは、社会科の歴史の教科書で学び、そして、体験者と活動される方の話を聞き、修学旅行という学びの場でさらに「自分ごと」にして、未来に向けた平和の在り方を考えてくれることだと思います。戦後80年、財光寺の戦禍の歴史を学べば、戦争は子どもたちにとって身近な人権教育です。※後半3枚の写真は、日向市の戦争と平和を考える会の事務局長だった故・福田鉄文さまより「子どもたちに伝えてください」と許可をいただいたものです。