財光寺小学校からのお知らせ

持久走の今と昔

 寒い中、運動場を駆ける児童の元気良い姿があります。
その頑張りも嬉しいのですが、走っている児童を声援している姿も嬉しいものです。
昔は、持久走大会があって、順位までつけていたこともありました。
しかし、今からは、生涯にわたって運動を楽しいと感じることができるように育てることが大切です。長距離走は、単に速さの優劣を比較するのではなく、自分の体の健康を増進する全身運動だと考えています。
 文部科学省は、指導すべき学習について具体的に目標や内容を示していますが、そこには「持久走大会をしなさい」とは書かれていません。例えば、5・6年生の体つくり運動の分野に、体力を高める運動として次のように示されています。
 『時間やコースを決めて 「無理のない速さで5~6分程度の持久走をすること」』

ですから、学校ではそれに則って指導をしています。
 児童一人一人が、「いい運動して、持続力がついた」と思えることが大切なのです。