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旭橋から未来へ!~しじみ放流で学ぶ、命のつながり~

本校では、学校運営協議会の方や富島河川漁業協同組合の皆さまのご厚意により、毎年、2年生がしじみの放流を行っています。今年も、約100kgのしじみを準備していただき、子どもたちは旭橋から川へ放流しました。

放流当日の様子は、子どもたちの心に深く刻まれたようです。2年生の児童が書いた作文には、「しじみは、とてもつめたくて、魚のにおいがしました。」「しじみはつるつるしていて、なげるとき、少しドキドキしました。」といった率直な感想が綴られています。

放流後には、しじみの生態や役割についての質問コーナーが設けられ、子どもたちは積極的に質問をしていました。「しじみを放流したあと、しじみは、自分で生活していくことや、しじみの種類が四種類のことなど、いろいろわかりました。」という言葉からも、この活動が子どもたちの学びを深めたことが伺えます。

しじみの放流は、単に生き物を川に返すという体験にとどまりません。子どもたちは、この活動を通して、命の大切さ、自然とのつながり、そして地域社会との関わりを学びます。この貴重な経験が、子どもたちの心に大きく育っていくことを願っています。