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心優しき高校生

今朝、国道沿いの交差点に立っていると、高校生の女の子が自転車でその交差点にやってきました。

高校生は押しボタン式の信号機の横に立ったのですが、ボタンを押さずにいます。

この押しボタン式の信号は、しばらく赤信号の状態だったら、ボタンを押すとすぐに信号が変わるので、私は「どうして押さないのだろう」と不思議に思いましたが、数十秒後にその理由が分かりました。

実は、反対側の歩道から小学生の列がやってきたのです。

その高校生は、小学生の子たちが信号が渡れるくらいのところまで来てから、ボタンを押し、何事もなかったかのように横断歩道を渡っていきました。

もちろん小学生たちも安全に横断することができました。

その高校生のさりげない心遣いに感謝した瞬間でした。