主題研究

R2 校内研究

 

 

 研究主題
 

国語科における「思考力・判断力・表現力」向上のための授業改善

~「学びを生かす」活動のある授業を通して~

 

 主題設定の理由

  ・ 学習指導要領から

新学習指導要領には、学校の教育活動を進めるに当たり、「主体的で対話的な深い学びの実現に向けた授業改善を通して、創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する」ことが必要であると書かれている。その中でも、「基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を育むとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かし多様な人々との協働を促す教育の充実に努めること」や「児童の発達の段階に考慮して、児童の言語活動など、学習の基盤をつくる活動を充実するとともに、家庭との連携を図りながら、児童の学習習慣が確立するよう配慮すること」が明記されている。

   ・ さらに・・・教育課程の実施については「主体的・対話的で深い学びに実現に向けた授業改善」を行うことが求められている。「単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、児童の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業を行うこと」とされている。特に、
☆ 「各教科で身に付けた知識及び技能を活用」すること
☆ 「思考力、判断力、表現力等や学びに向かう力、人間性等を」発揮させること

☆ 「学習の対象となる物事を捉え思考することにより、各教科等で物事を捉える視点や考え方を」鍛えていくこと

  「児童が各教科等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら、知 識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成 したり、問題を見出して解決策を考えたり、想いや考えを基に想像 したりすることに向かう過程を重視した学習の充実」を図ることとされている。

   ・ 宮崎県教育委員会から【みやざき『子どもの学びのすすめ』より】

    ☆ 先生方一人一人が、「個々の教師の授業に対するチェックポイント」を基に授業改善を。

    ☆ 「学校の組織的に対するチェックポイント」で、学年や教科、学校全体の組織的な取組を進めること。

    ☆ 単元を見通した授業改善に取り組み、単元のまとまりの中で、定着・習熟を図る時間の設定を行うこと。

   ☆ 宮崎県全体の課題は「活用する力を身に付けること」である。

以上の趣旨を踏まえ、子どもが「考える授業」を行っていけるように本主題を設定した。