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4年2組

 「ふしぎ」(詩)の授業

              ふしぎ
                   金子みすず


          わたしはふしぎでたまらない、
          黒い雲からふる雨が、
          銀にひかっていることが。

          わたしはふしぎでたまらない、
          青いくわの葉たべている、
          かいこが白くなることが。

          わたしはふしぎでたまらない、
          たれもいじらぬ夕顔が、
          ひとりでぱらりと開くのが。
 
          わたしはふしぎでたまらない、
          たれにきいてもわらってて、
          あたりまえだ、ということが。

      感性のみずみずしさ

 金子みすずの詩でよく知られている詩を三つ挙げるとすれば、「わたし
と小鳥とすずと」「大漁」「ふしぎ」ではないでしょうか。
 この詩「ふしぎ」は、一読してすんなりと内容理解ができる詩です。意
味していることがすとんと頭に入る詩です。難解な語句はありません。四年
生にも、すぐに理解できる詩でしょう。
 
 
 4年2組の子どもたちが、国語で詩を勉強して、自分の思いを短冊に書きました。