H30 研究の様子

H30 研究の様子

研究授業

 9月26日(水)、校内研修として研究授業を行いました。
 第1回目となる研究授業は、中学部理科担当の原口亜希子先生にお願いして、小学6年生の理科の授業を提供していただきました。小中一貫校の北学園では、中学部の先生方にも5・6年生を中心に教科担任をお願いしています。原口先生は、6年生の理科を受け持っていただいています。


 今日の授業は、「水溶液の性質」について学ぶもので炭酸水に溶けている気体が何かを調べる学習でした。子どもたちの興味関心を高める「仕掛け」が随所にちりばめられており、6年生は本当に楽しみながらそして意欲的に学習に取り組みました。集中して実験に取り組むことができ、大変スムーズに授業が展開されました。教材研究と授業準備、予備実験等が適切になされている証拠だといえます。

 事後研究会では、授業仮説の検証と北学園の全ての授業の基本事項である「学力向上ジャスト3」について検討しました。原口先生の授業が実にすばらしかったことから、小学部・中学部両方先生方から「大変参考になった」「目からウロコだった」といった感想が聞かれました。
 次回の研究授業は、10月19日(金)に5年生担任の松﨑航先生による道徳の授業が計画されています。こちらも大変楽しみです。

個人研究のススメ

 本年度2回目の主題研究会が実施されました。
 今回は、先日行われた宮崎県研究主任連絡協議会(主催:宮崎県教育委員会)に参加した研究主任から、宮崎県の方針を踏まえた本年度の研究基本方針が示されました。キーワードは「授業改善」「職員全員で取り組めるテーマ」で、一般的に教科等で研究を進めにくい中学校の先生方に対応して、「一人一研究」を行うことを確認しました。
 後半は、「個人研究の進め方」と題して校長が講話を行いました。



 講話では、研究の視点として
 ◇ 各教科・領域等の学習指導
 ◇ 生徒指導・特別支援教育の視点を生かした指導
 ◇ 家庭や地域との連携・協力
 ◇ 学校の課題解決
 ◇ 職に応じた専門的事項
を示し、単に教科指導に限定せず、先生方の日常の業務を俯瞰的に捉えることでより広く深まりのある研究となることを考えました。また、先生方の得意な領域・ジャンルをさらに伸ばすことで、自らのキャリアプランを向上させることも確認しました。
 しっかりと構想を練って、楽しみながら研究に取り組んでほしいと思います。