日誌

研究の様子

研究授業

 今日27日(水)5校時に研究授業を行いました。3年生算数で、単元は「あまりのあるわり算」、授業者は研究主任の齊藤正行先生でした。
 美郷北学園では、今年度から教職員の授業力向上を目指して「一人一研究を軸とした授業実践と改善」を研究の柱としています。全職員が「学力向上」を共通課題として個々の課題を設定し、年間をとおして研究を進めています。今日は、第1回目の提案授業を研究主任自らが提供しました。宮崎県教委の「授業改善のKeyword『分かる!・できる!』まで教えよう!!4つの視点」美郷町教委の「子どもが主役の『分かる!・できる!授業づくり6つの視点』」を受けて作成した「美郷北学園『学力向上ジャスト3』」の検証を行う目的で実施しました。このジャスト3は、
 ① 毎時間、めあてとまとめを板書します。
 ② 毎時間、子どもの理解度を確認します。
 ③ 毎時間、アウトプットの時間を設定します。  というもので、すべての授業に取り入れながら授業の質を高めていこうとするものです。

 今日の授業では、余りのあるわり算において、具体的な事例から法則性を導き出す経験をとおして、帰納的に考えることやそれを説明することの面白さを味わわせようとするものでした。単に計算の技能を高めるだけでなく、筋道を立てて考え説明する力の育成をねらい、いわゆるB問題への対応も意図されていました。子どもたちの真剣で生き生きとした学習は、参加した先生方の意識も変えたようです。
 統括主任と研究主任を兼務する齊藤先生ですが、多用な中にも熱意と意義のある授業を提供してくださいました。ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。10月25日(水)は、学校支援訪問です。今度は、すべての先生方が授業を行います。今からとても楽しみです。