日誌

人権週間

 12月に入りました。今年は例年になく冬将軍の訪れがはやいようで、北郷の「あの」寒さが思い出されるほどになりました。氷点下の厳しい朝を迎える日もそう先のことではなさそうです。今から体力をつけて、厳しい冬を乗り越えようと思います。
 さて、今週は「人権週間」です。思いやりの心で豊かな人間関係をはぐくもうと宮崎県が推進している取組です。美郷北学園でも、先週から校内にこの人権週間にちなんだ掲示物が見られるようになりました。
【学園生玄関の展示】
 人権ポスターや人権に関する図書が掲示されています。技術員の徳田先生のアイデアがつまった掲示です。子どもたちは、登下校の際にじっと見入っています。

よく見ると、「人権とは?」「人権週間」「人権週間は誰がつくったの?」など分かりやすい解説もついています。こんなアプローチの仕方もあるのですね。感心しきりです。

 
 今日5日(日)は2学期最後の参観日でもありました。参観授業は、全学年「人権に関する授業」で統一しました。各学年の発達の段階に合わせて、言葉づかいやコミュニケーションの取り方、人権作品の鑑賞、人権の歴史、SNSにおける人権侵害など、多彩な授業が行われました。

【6年生の参観授業の様子】
こうした機会を捉えて、みんなでしっかりと人権について考えることは大切です。多くの授業の中で、「いじめを許さない」「誰でも人間として認められるべき」「自分のこととして考えるべき」という発言が聞かれました。素晴らしい一日でした。