6月の全校朝会その2

 次に、学習面について担当の先生から話がありました。話の内容は、①挙手②返事③立腰(りつよう)です。
 まず、挙手についてです。挙手とは、「自分の意思表示」です。片方の手を高く挙げる。そして、手のひらを内側に向けるという指導がありました。挙手の仕方ひとつで、メリハリのある行動になります。
 
【肘を曲げたら高く挙げられないので、肘をピンと伸ばします】
 
 次に返事についてです。「はい」という言葉の意味はいくつかあり、「拝」(感謝をする「はい」:はい、ありがとうございます)、「配」(気配り、目配りの「はい」)、「輩」(先輩方に対して「はい」:はい、分かりました)等だそうです。相手に対して自分がどう受け止めたかを表すものが返事です。大きな声で、相手の目を見て、気持ちのいい返事をしていきましょう。
 
 最後に立腰指導です。ふだん気を抜いていると、腰が曲がりダラッとした姿勢になりがちです。その姿勢から見える心の姿は、相手に伝わります。そして、その姿は相手にとってとても失礼な態度として捉えられます。相手にどう見られるかではなく、相手にどうみせるかという「相手意識」をもち、姿勢に気を付けていって欲しいとの話がありました。
 また、立腰の良さは、すばやく動けるということです。ダラッとした姿勢で座っていると、すばやく立つことはできません。立腰をしていると、すばやく動けて脳が速く動きます。いいことばかりの立腰。ぜひ、習得してほしいです。