森林体験学習「諸塚ウッドジョブ!」その1

 5月27日、2時間目から5時間目にかけて森林体験学習がありました。この日は、植付の体験や搬出現場見学、苗畑・造林地見学などが計画されていました。
 1校時が終了すると、村の車や森林組合の車に乗せていただき、校区内の山へ全校児童で行きました。まず地拵えの現場を見せていただき、実際に地拵えをしている様子を見学をしました。植付をしやすいように、山の斜面をきれいに拵えていきます。大きな木を使って、小枝や草・木等を落としていっていました。初めて見る光景に迫力があるなぁと見入ってしまいました。
【みるみるきれいな斜面になりました】 【集めた木はそのままにしておくと、地に還っていくそうです】
 
 それから、植付の体験をしました。子どもたちは急な斜面でしたが身軽に登って行き、足場を作り2メートルの竹を使って、長さを測り植付をしました。1ヘクタールに2500本という規定があるようで、計算をすると2m間隔で植えるということになるそうです。
 まずは、クワで土が湿っているところまで掘り、そこにスギの苗を植えました。ここでポイントがあり、クワで掘った時のクワは抜き取らず、土に入ったままの状態で水分を保ちながらスギの苗を植えるそうです。そして、クワを手前に動かすと不思議とスギの苗が奥に入り込んでうまく植付ができました。
 
【この袋は苗木袋(なえぎぶくろ)というそうです。】
【2メートル測ってから植えます】        【ここに植えるぞ!】

 今回山に登って、植付を体験させていただき、山で作業することの大変さを感じました。斜面での作業になるので、はじめから終わりまでずっと緊張感をもっての作業でした。そんな山で作業される方々はかっこいいなぁと思いました。