学校の様子

千里の道も一歩から(1学期終業式その2)

 校長先生のお話の2つ目、それは「夏休みに向けて」という内容でした。
 ここで、校長先生は「千里の道も一歩から」というお話をしていただきました。
【千里とは約4000kmだそうです】    【このような説明資料も用意してくださいました】

 「千里の道も一歩から」とは、「どんなに大きな仕事でも身近なことから始め、少しずつ積み重ね、努力してゆくことが大切である」という教えだそうです。子どもたちの立場に置き換えると、もし夏休みに60ページの宅習をするという宿題が出たとします。「60ページ」と聞いただけで果てしない宿題のような気さえしてきます。しかし、毎日毎日宅習をしていけばいつの間にかその60ページの宅習は終わってしまします。その宿題を一気に終わらせようとするのは大変な作業ですし、例え一気に終わらせてもそれは自分の力にはなりません。自分の足下を見つめて一歩ずつ前に進むことで、コツコツと努力し続ける力が身に付くと話してくださいました。「千里の道も一歩から」子どもだけでなく、私たち大人も心得ておきたい教えだと思いました。
 そして、最後に「命」のお話がありました。連日、新聞やテレビ等で子どもが標的になった事件・事故等が報道されています。自分には関係のないこととは思わずに、自分の命は自分で守る行動を常に心がけて欲しいと思います。特に、川などでの遊び(水遊び)、不審者には気をつけるようお話がありました。
 
 終業式が終わると、生徒指導主事の先生から生活面でのお話がありました。先日、教頭先生が下校指導の際に「夏休みの意義」を3つ話してくださいました。それを覚えていますか?と子どもたちに問いかけたところ、子どもたちの反応が薄い・・・。
 【夏休みの意義 覚えていますか?】    【教頭先生 嘆かれています】
 
 でも、じっくり聞いてみるときちんと子どもたちは答えました。全員で夏休みの意義を復習しました。今年は41日間の夏休みです。①計画的に②健康で安全に③家族のためにというキーワードで振り返りました。
 
 明日から楽しい夏休みのスタートです。夏休みにしかできない学習や体験、家族とのふれあいを大切に有意義な夏休みを過ごしてくださいね。
 
                    「千里の道も一歩から」