学校の様子

最後の登校日

 長い夏休みもあと10日程になりました。今日は8月最後の登校日でした。全校児童元気に登校し、午後からのふれあい映画祭を楽しみにしているようでした。
 1時間目は体育館で全校朝会が行われました。そこで校長先生から2つのお話がありました。
 1つ目は、「千里の道も一歩から」です。校長先生は、8月13日~14日にかけて運動場の草刈り・苔取りをしてくださいました。お一人での作業だったため思うようにはかどらなかったとおっしゃっていました。しかし「千里の道も一歩から、千里の道も一歩から」と念じるように作業をすると、終わってみるとあっという間だったとのことでした。今年のお盆は湿度が高く蒸し暑い日となりました。その間の作業、とても大変だったのではないでしょうか。これから実施されるPTAバレーボール大会や運動会がよい環境で行われることと思います。子どもたちにとっての「千里の道」は夏休みは宿題です。2学期に入れば、その「千里の道」は2学期の目標になります。その目標を明確にして、ゴールがはっきり見えている目標を設定してくださいとお話がありました。
 

【運動場の手前側と右半分がきれいになっていました】
    【「千里の道も一歩から」  何においてもこの言葉は教訓となりますね】
 
 2つ目は命のお話でした。夏休みが残り10日となり、気が緩みがちな時期になります。最初と最後が危ないということを子どもたちに指導されました。特に水の事故には気をつけるようにお話がありました。最近はゲリラ豪雨といって、局地的に大雨が降ることがあります。川に遊びに行っていて、自分のいる場所で雨が降っていない場合でも、上流では大雨が降っていることがあります。そのため、上流の天気にも気を配っていないと、時に突然たくさんの水が流れてきて川のそばで遊んでいる人たちが激流に巻き込まれることもあります。
 また、石並川の事故の話にも触れられました。川は、深くなればなるほど水温が低くなります。通常では川に入っても身体的な不調が現れなくても、水温の低い所に入ると足がつったり、心臓の動きに異変がおきたりすることもあるそうです。くれぐれも、川や海でのレジャーは、自分の体調と相談しながら楽しむようにとお話がありました。もちろんそのような場所に行く時には、保護者の方や大人の方と一緒にいきましょう。
 
 次に生徒指導主事の先生から、夏休みの過ごし方の指導がありました。これは、毎回毎回繰り返し指導しているもので、①計画的に②健康で安全に③家族のためにというキーワードを子どもたちもしっかり覚えていました。このキーワードの中で、今の段階でどれが課題かと尋ねてみると、一番多かったのは①計画的にだったように思います。夏休みの宿題もラストスパートに入るころです。計画的に過ごして、夏休みの後半を有意義に過ごしてくださいね。
【全員が元気に登校してくれて何よりでした】
 
 最後に養護教諭の先生が、「歯ぴねすごよみ」(歯みがきカレンダー)についての説明をしました。2学期に向けて生活リズムを整えるためにも、生活の中にきちんと歯みがきをする時間を組み込み、規則正しい生活を送るように心掛けましょうとのお話がありました。
 
【それぞれみがき残しの多いところも確認しました】
 
 今日は、子どもたちの元気で明るい顔を見て、思わず笑みがこぼれました。子どもたちの力はすごいなぁと改めて思った登校日でした。