読み聞かせ

 今日の朝の時間は読み聞かせが行われました。今回も、昨年度卒業生の保護者の方がお越しくださいました。
 今日は2冊の本を準備してくださっていました。1冊目は「やさいのせなか」です。この本を読んだことがある子どもはいなかったようで、子どもたちはどんな絵本なのか真剣に見入っていました。これは野菜の背中に紙を乗せて、クレヨンでこすると出てくる模様から何の野菜かを考えるものでした。「せなかが ゴツゴツ」や「するする ざわ」、「がたがた がったん」など、野菜の背中をこすって出てくる模様を言葉で表します。「これなんだと思う?」と子どもたちと対話をしながら読み聞かせをしてくださり、その絵を見て子どもたちは「きゅうり?」、「じゃがいも?」、「キャベツ?」など考えながら見ていました。

 【「やさいのせなか」という発想、おもしろいですね】

 読み聞かせを聞いて、色々な野菜の背中をこすってみたくなりましたね。この絵本には「やさいのおなか」というシリーズもあるそうです。ぜひ、読んでみたいです。

 次に「からすのパンやさん」という絵本を読んでくださいました。からすが営むパンやさんに4つ子の赤ちゃんが生まれて「ちょこちゃん」、「りんごちゃん」、「おもちちゃん」、「れもんちゃん」と名付けられました。仕事と子育てが忙しいからすのお父さんやお母さんが焼いたパンがひょんなことから人気になり、パンやさんはみるみる繁盛していきます。たくさんのパンが出てくるこの絵本、こんがり香ばしい香りが漂ってくるような読み聞かせの時間でした。


【「のこぎりパン」、「てれびパン」、聞いたことのないパンがた~くさん】

 今日もまた新しい絵本に出合えた読み聞かせの時間でしたね。この読み聞かせをきっかけに、もっと今日の絵本を読んでみたいと思い図書室や図書館で手に取ることがあると思います。
 本日は、朝早くから子どもたちのためにお越しくださりありがとうございました。