森林体験学習
5月23日は森林体験学習で、宇土々呂口に行き、スギの苗植えと森の散策をしました。
【朝から森林組合と諸塚村役場の方に来ていただきました】
はじめに「林業の仕事について」「森と木の役割」について説明していただきました。伐採された木が形を変えて家具や紙になること、丸太100本で家1棟になることを聞いて、子どもたちも驚いていました。
次は、いよいよ植林体験です。森林組合の方から「一人10本植えることを目標に」と言われ、子どもたちも意欲満々に取り組み始めました。森林組合の方々は手際よく植えていましたが、実際にやってみると、土の中に根や石があって掘りづらいところがほとんどでした。また、苗木を植えた後に、苗木を支えながら土をかけてしっかり固めるのが難しくて、子どもたちは悪戦苦闘していました。森林組合の方々から、手伝っていただいたり、コツを教えていただいたりしながら、ほとんどの苗木を植えることができました。
【実際に植え方を見せていただきました】
【班長の本校児童のおじいちゃんに教わりました】
【汗をたくさんかきながら、がんばりました】
植林体験の後は、水分補給をして休憩です。本校児童のおじいちゃんがオレンジ色の木いちご取ってくださっていて、子どもたちは大喜びで食べていました。
休憩の後は、森の散策「なぜ?なに?森の再発見ツアー」です。バスで登ってきた道を歩いて下りながら、森の草木や生き物を探しました。見たことのない花を「帰ってから図鑑で調べよう。」と言いながら絵に描いたり、赤い木いちごを探しながら食べたり、森林組合の方々から草木の名前を教えていただいたりしながら散策をしました。
楽しい時間もあっという間で、バスに乗って学校へ戻りました。
子どもたちは、以下のような感想を発表していました。
「坂道に苗木を植えるときに足の力を使わないといけなくて難しかった。」
「1年間に1万本も植えていると聞いて、自分なら諦めるくらいの量ですごいと思った。」
「森林組合の方々から、コツを教えてもらって10本植えることができて良かった。」
「わくわく学習に向けていろんなことを知ることができた。」
最後に森林組合の方が、「みんなの植えた木が40年、50年後に何になるかを考えて、これからも諸塚の良さ、森の大切さを学んで欲しい」と言われました。今回、貴重な体験をさせていただいて、子どもたちは森や自然の大切さ、諸塚の良さを実感したようでした。森林体験学習で感じたこと、学んだこと、考えたことが、これからの「わくわく学習」へどのようにつながっていくのか楽しみです。「わくわく学習」にご協力いただいている地域の皆様、これからもどうぞご声援、ご協力をよろしくお願いいたします。
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