学校の様子

怒りを鎮める時間

 今日は、朝の時間に地域の方による読み聞かせが行われました。その前に、地域の方からお話がありました。

【テーマは「怒り」です】

 まず、「みんなは毎日何かに怒りますか?」と質問がありました。すると「うーん、毎日は怒らない。」「2日に1回かな?」と答える子どもたち、「叱ることはあっても怒ることはあまりないですね。」と5・6年生の担任の先生。すると「人間には4つの感情があって、それを『喜怒哀楽』といいます。その「『怒』が怒るということです。では、『怒り』を鎮める時間はどれくらいかかると思いますか?」と子どもたちに投げかけました。子どもたちは口々に「30秒!」「1分!」「40分!」「2~3時間!」と答えていました。「このことについては、読み聞かせの最後にもう一度お話をするので、自分がどれくらいで『怒り』が鎮まるかを考えておいてください。」と話され、読み聞かせがスタートしました。

 今日は「うちのかぞく」「もうぬげない」「いちにちおばけ」の3冊の絵本を準備してくださっていました。その中でも「いちにちおばけ」では、おばけが怖い男の子が、もし自分がおばけになれば怖くなくなるかな?と考え、様々なおばけに変身します。「いちにちからかさおばけ」や「いちにち口さけ女」、「いちにちカッパ」に「いちにちミイラ男」などです。それぞれのおばけに変身した男の子がおばけより怖いと感じたのは・・・?ユーモアたっぷりのおばけたちに大喜びの子どもたちでした。


  【みんなはどんなおばけになってみたい?】

 最後に、「怒り」を鎮める時間についてのお話の続きがありました。「普通の『怒り』は6秒でおさまります。『怒り』を感じたら、6秒我慢してみてください。すると怒らなくても済むことも多くあると思います。」とお話しくださいました。子どもたちは、予想した時間よりもかなり短い時間だったことに驚いていました。6秒で感情的にならないで済む、冷静に考えられると思うと、今日から実践してみたいと思いました。