全校宿泊学習inむかばき(出発~滝トレッキング編)

 6月12日(木)~6月13日(金)にかけて、全校宿泊学習を行いました。「全校」ということで、1年生~6年生までが、むかばき青少年自然の家に1泊2日でお世話になりました。
 初日の朝、学校で出発式がありました。そこで、校長先生から今回の全校宿泊学習を通して、友達同士が助け合い、協力し合い、荒谷小が一つになっていくという思いを紡いで欲しいとの話がありました。
【全校児童14名が力を合わせて全校宿泊学習に臨みます】
 
 そして、むかばき青少年自然の家のバスが荒谷小まで子どもたちを迎えに来てくださり、むかばきに向けて出発しました。
 むかばきに着くとすぐにオリエンテーションをしていただき、その後はじめのつどいを行いました。はじめに、6年生児童が研修生代表あいさつを行いました。お腹から出した大きな声で、ハキハキとあいさつができていました。さすが6年生だと思いました。その後、むかばき青少年自然の家の所長さんから、「あいさつがとてもいい。4~5日でもいて欲しい」という嬉しいお言葉をいただきました。日頃の素晴らしいあいさつが、むかばきでも当たり前のようにできていた証ですね。とてもいいスタートが切れました。
【宿泊学習にかける心意気が感じられました】【有難いお言葉をいただきました】
 
 それから、いよいよ滝トレッキングに出発です。みんな長袖長ズボンに着替えて、登山の準備をしました。そして、大きな掛け声とともに出発しました。
    【がんばるぞー!!おー!!】
 
 むかばき山に入ると、はじめはなだらかな山道でスイスイ登れました。途中、「これは双子の木です」と子どもたちが話していました。空に真っすぐに伸びるその木は、エネルギーに満ち溢れているようでした。
 登山道を登っていくうちに大人は足取りが重くなり、はじめの休憩ポイントに到着する頃には息があがっていました。子どもたちは、まだまだ体力が有り余っているようでした。
 
   【これが双子の木です】            【木の橋もありました】
 
 
 【休憩をして、元気を補給】          【休憩中、こんな大きな石に乗ってみました】
 
 登山の途中「にわとりの岩があります」と話す児童がいて、どの岩なのかを尋ねてみたところ、この岩でした。
【ひびが入っている所が目で、真ん中の丸い所がとさかだそうです】
 
 言われてみれば、本当ににわとりに見える!!と納得しました。子どもの発想力はすごいものがあるなぁと感心しました。
 そして、ようやく滝に到着しました。むかばきの滝の大迫力の光景がそこにはありました。水の勢いがあるため、水しぶきがかかり、とても爽やかな気持ちなりました。登ってきて良かったと感じる瞬間でした。
 
  【みんなで記念写真を撮りました】
 
 その後は、待ちに待ったお弁当の時間です。この日のお弁当はむかばきの職員の方が用意をしてくださいました。竹の皮に包まれたお弁当、とってもおいしかったです。みんなペロリとたいらげました。
 
 
【おにぎりが3つも入っていました!】         【もりもり食べます!】
 
 その後、下山をしました。「降りる時は楽だな~」と低学年の児童が話すと、高学年の児童が「降りる時ほど気を付けないと危ないよ」と諭していました。この登山で上学年が下学年に、優しく声をかける姿や励ます姿が見られました。そんな優しい上学年のお兄さんお姉さんと一緒に登山が出来て、下学年の児童は最後まで頑張れたのではないでしょうか。そして、いずれ下学年の児童が上学年になった時に、同じように自分より下の学年の児童に励ましたり、優しく声をかけたりするのでしょうね。これらは、脈々と引き継がれる荒谷小の素晴らしい伝統だと思います。