春の遠足

5月12日は春の遠足で、せせらぎの里(特別養護老人ホーム)と池の窪グリーンパーク、諸塚村体育館に行きました。

早速バスに乗って出発です。バスの中では、歌を歌ったり、しりとりをしたり、ゲームをしたり…。それぞれ到着を楽しみにしていました。


【一人が歌を歌いだすと、いつの間にか全員で大合唱になります】


 多くの子どもたちが遠足の中で一番楽しみにしていた、せせらぎの里訪問では、ダンスや夢の発表、利用者の方々との交流、入浴体験をしました。

 発表では、何度も練習を重ねたダンスを披露したり夢を大きな声で発表したりしました。最後は、全員でせせらぎの里のみなさんへエールを贈りました。




 次は利用者の方々とのすごろくゲームです。すごろくは、事前に授業や昼休みに、「どうしたら利用者の方々と楽しくふれあえるか」を考えながら作成していました。はじめは、子どもたちも緊張している様子でしたが、事前に施設の職員の方々から教えていただいたことを心がけながら、オリジナルのすごろくゲームでハイタッチをしたり、一緒に歌を歌ったりすることを通して、いつの間にかどのグループからも笑顔や笑い声があふれ、楽しい時間を過ごしていました。




 すごろくゲームの後は、入浴体験をさせていただきました。座ったままお風呂に入れる浴槽タイプの機械と寝たままでシャワーを浴びることができるシャワータイプの機械があり、それぞれの利用者の方の身体の状況によって使い分けられているそうです。子どもたちからは、「気持ちいい」「温かい~」などいろいろな感想の声があがっていました。入浴体験を通して、利用者の方々がどのように入浴されているのか、体感して学ぶことができました。



 せせらぎの里の方々との楽しい時間もあっという間に過ぎ、次は池の窪グリーンパークへ行きました。

【途中、絶景の展望台で、学校へ向かって「ヤッホー」と叫びました(学校まで聞こえたそうです)】


 雨が降りそうな天気だったため、予定を変更して先に池の窪グリーンパークのアスレチックで遊ぶことにしました。難しいコースもありましたが、力強くどんどん進んでいく2~6年生、怖がりながらもみんなから応援されることで果敢に挑戦していく1年生、みんなで全コースをゴールすることができました。ゴールするのを待っていたかのように雨がパラパラと降り始め、諸塚村体育館で昼食をとることにしました。



 体をたくさん動かした後は、おいしいお弁当の時間です。


【みんなうれしそうに、おいしそうに食べていました】


【おかずを詰めるのを手伝った子や全部自分で作った子もいました】



 
おやつを食べ、体育館でゲームをして、あっという間に春の遠足が終わりました。帰りのバスの中も行きと同様、にぎやかで、子どもたちの溢れるエネルギーを感じました。色々な人と関わったり、自然の中で活動したり、夢中で過ごし、たくさんのことを感じた思い出深い一日になったことと思います。