交通安全教室

 5月28日の3時間目に交通安全教室がありました。今回は諸塚駐在所のおまわりさんと日向地区交通安全協会の方2名がおいでくださりました。
 はじめに校長先生から、今日は「命の勉強」をするという話がありました。自分たちの命を守るために、とても大切なことを学ぶ時間です。そのことを聞いて子どもたちの表情が引き締まりました。
【保育所生も一緒に学びました】
 次に、おまわりさんからお話をしていただきました。諸塚でも衝突事故や自損事故があるそうです。荒谷小校区には歩道がないところがほとんどですので、歩行者である子どもたちも道路を歩く時や横断する時には細心の注意が必要です。
 その後、車と人がぶつかるとどのような状態になるのか、ダミー人形を使って実演してくださいました。
【赤い人形がダミー人形です】
 
 車がスピードを上げて走りダミー人形にぶつかると、軽々と人形が飛んでしまい、その後は車の下に巻き込まれてしまいました。車を止め、その後バックをしてもなかなか人形はでてきません。実際に人と車が接触して事故に遭ったらこのような怖いことになるということが分かりました。
 
 それから、横断歩道の渡り方の練習や自転車での通行の仕方を練習しました。自転車で通行する時には、左右確認だけでなく後方確認も必要です。また、一時停止は、見通しが悪い所や止まらなかったら交通事故に遭うことが多い所だということも教わりました。
 
【信号を無視する人もいるので気をつけて】
 
 また、自転車に乗った時に、両足がつま先立ちの高さにサドルがある自転車がちょうどよい高さということも教わりました。そして、年に1回は自転車屋さんで点検をしてもらうことを薦められました。自転車の乗り方に加え、自転車のメンテナンスも重要ですね。
 
 その日の昼休み、一輪車に乗った子どもが、運動場に作った横断歩道を手を挙げて渡っていました。
【荒谷小ならではの光景です】