吉野宮座頭神祭り

 毎年3月28日は吉野宮座頭神祭りが行われます。今日はその3月28日、吉野宮へ出かけてみました。標高が650メートル程ある吉野宮、いいお天気でしたが、風が強く参加した子どもたちも寒そうにしていました。子どもたちはこのお祭りで神楽や箕舞を舞います。また地域の方々も神楽を3番舞います。この神楽は夜神楽の時と秋祭りの時、そしてこの吉野宮祭りの時に舞うそうです。


【奉納神楽といって3番舞うそうです】【中学生と一緒に神楽を舞いました】


【箕舞 学習発表会では囃子は録音のものを使いますが、今日は生の囃子でした】

 荒谷や南川の方々だけでなく、北郷からのお客様や日南、熊本からのお客様もいらっしゃっていて、とても賑やかな祭りでした。
 神楽・箕舞が終わると子どもたちは山のてっぺんにのぼって「お別れ会」をしました。一体何が行われるのか子どもたちに聞いてみると、「地元の林業会社の社長さんが毎年プレゼントをくれます」と話をしていました。まだかまだかと子どもたちがワクワクして待っていると、地元の林業会社の方が来てくださいました。

【子どもたちのためにこの企画を毎年してくださっているそうです】

 まずは卒業生が一言ずつ発表をしました。「中学校では上下関係が今よりも厳しくなるのでそれを大切にしていきたい」、「文武両道を目指し、目標をもって生活していきたい」、「夢を叶えるためにコミュニケーション能力をもっと伸ばしていきたい」と発表しました。そして、ビンゴゲームをして景品を貰いました。

 【中学生になってもみんなの応援隊はたくさんいますよ】

 地域の方々からたくさんの祝福を受けて次のステージに上がる卒業生、いつまでも見守っています。

【お祭りで地元の婦人会の皆様が作られたおそば、手作りの温かい味がしました】