読み聞かせ

 今日は、朝の時間に読み聞かせが行われました。読み聞かせをしてくださるのは、本校児童の保護者の方です。今日は3冊の絵本を準備してくださっていました。
 1冊目は「おやつのじかん」です。「ぽこちゃん」がおやつに牛乳といちごを食べようとすると、牛乳がおばけになって「手を洗ってこないとだめだよ~」とぽこちゃんに言いました。ぽこちゃんが手を洗っている間に、次はいちごがおばけになって牛乳のおばけと何やらもめています。「ぽこちゃん」のおやつたちは、この後どうなるのか。子どもたちはおもしろそうに笑いながら読み聞かせを楽しんでいました。
 2冊目は「おかあさんだいすきだよ」です。「ぐずぐずしないで」、「はやくはやくいそぎなさい」等、日頃つい口に出してしまう言葉があります。そんな言葉を違う言葉に置き換えて、例えば「はやくはやくいそぎなさい」を「今日はいっぱい楽しいことがあるといいね」と言ってくれたらいいなぁと考える子どものお話の絵本でした。言葉ひとつで、子どもの気持ちを高めることができたり、沈ませてしまうことになったりすることが学べる絵本でした。
 3冊目は「はかせのふしぎなプール」です。はかせは、入れたものが大きくなるプールを発明しました。例えばサッカーボールややかん等、そのプールに入れるとプールいっぱいの大きさになるのです。そのプールからちょこんと出ているものの形を見て「鹿の角かなぁ」、「カブトムシじゃない??」等と想像していました。大きくなったものを見て「このサッカーボールでサッカーできるかな?」とか「巨人ならできるやろ」と楽しそうに話していました。

【わくわくする気持ちが伝わってくる子どもたちの反応でした】

 対話をしながら読み聞かせをしてくださり、子どもたちはみるみる絵本の世界に引き込まれていっていました。本の面白さを味わえた時間だったと思います。本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。