新年の幕開けは第4部消防団とともに

 今朝、学校に来る途中に運動場からもくもくと煙が上がっていました。何の煙だろうと不思議に思って学校に行くと、運動場には第4部消防団のみなさんが集まっていらっしゃいました。運動場の煙は暖をとるために火をおこしていたのものだったのです。今日は1月6日に行われる出初め式のために、操法の訓練が一日中行われるそうです。9時前になると、消防服を着ていない方々も続々とお越しになっていて消防団員の動きを見守っておられました。


【消防服を着ていない方々は消防団OBの方々です】

 「点検報告!」「放水はじめ!」「よし!」等の威勢のいいかけ声、きびきびとした動き、真剣な眼差し、新春の荒谷小に清々しい風が吹き込んできたようです。


      【毎年好成績を残す、第4部消防団】

 消防団の操法の訓練を見守りに来られたOBの方は「第4部消防団は去年は宮崎県で2位やったとよ。過去には2度全国大会に行ったこともある有名な消防団やとよ」と話してくださいました。その強さの秘訣を尋ねると「今の団員に教えることはもう何もないとよ。でもOBの人たちはみんな指導することができるとよ。どこを教えたらいいかみんな分かっちょるから」と話されていました。また「諸塚には消防署がないから、消防団員が頑張ってもらわんとどうにもならんとよ」とも話されていました。消防団OBの方々をはじめ、地域の方々からの期待を一身に背負っているのが、諸塚の消防団なのだと感じました。
 朝早くから操法の訓練をする消防団員の方々、そしてそれを見守るためにお越しくださっている消防団OBの方々、このチームワークのよさ・つながりが第4部消防団の強さにつながっているのかなぁと思いました。


      【全速力で重たいホースを運びます】


       【脇を固める団員・OBの方々】

 今日は、春のような陽気で消防団員の方々には光る汗が見えました。「毎年、この訓練をする時には霜柱を踏みしめて、びちょびちょになりながらするっちゃけどねぇ。やっぱり今年はあったかいわ」と話されていました。毎年恒例の操法の訓練ですが、第4部消防団そして荒谷・南川地区の結束力を見せてもらった貴重な時間になりました。


【この物差しで足の位置を正したり、「休め」の時の足幅を確認したりするそうです】


         【お昼は青空の下で】


 【午後からの練習に向けてしっかり食べてくださいね】


 【明日も練習があります】