どろんこ田植え

 今日の5・6時間目に、5・6年生が田植えをしました。場所は、先日さつまいもを植えた場所のすぐ近くです。地域の方の田で、ご厚意で田植え体験をさせてもらっています。
 今日は、田植え機での田植えと、手作業の田植えの2つを体験することができました。田んぼの中に入ると「気持ちいい~!!」と大喜びの子どもたち。田植え機では植えることのできない場所の田植えをしました。
     【あ、足が抜けない!!】        【くすぐったいよー】
 
  【田植え機を使うと早いなぁ】
 
 家でも田植えをしたことがある児童が何名かおり、すいすいと植えていきました。しかし、植えた苗の列が歪んでおり、田植えの難しさを実感していたようでした。
 その後、近くでバチャンという音が聞こえ、音のする方を見ると子どもが尻もちをついていました。その子をきっかけに、次々にバチャン、バチャンと田んぼで転ぶ子どもが出てきました。「うわー!!」と悲鳴のような歓喜のような声があがり、子どもたちは泥だらけ。一度泥につかったら児童は開き直り、汚れることを恐れずのびのびと田植えをし始めました。
 
  【どっぷりつかってしまったー】    【5年生はみんなどろんこになりました】
 
 どろんこになりながらの田植えも終わり、次はさつまいも畑にいきました。そこで足や手を洗わせてもらいました。
 
   【泥を落としてもらいました】     【左側が田んぼ、右側がさつまいも畑です】
 
 その後、田んぼを貸してくださっている地域の方からお話がありました。これから除草剤をまいたり、虫の予防をしたり、イノシシの対策をしたりしてくださるそうです。子どもたちには、「定期的に田んぼや畑に来て、米やサツマイモの成長段階をしっかりと観察して欲しい」とのお話をしていただきました。「変化を見ることも勉強です」とありがたいお言葉をいただきました。
 子どもたちは「今は機械を使って田植えをするけれど、昔は手作業だったということを知った」、「初めての体験でどのように植えたらいいか分からなかったけれど、地域の方に教えていただいて植え方を学ぶことができた」などの感想を発表していました。
 
 さつまいも畑だけではなく、大切な田んぼまで貸してくださり、また田植えをするまでに準備をしてくださって本当にありがとうございました。子どもたちは、また一つ貴重な経験をしました。どろんこになりながら楽しく行った田植えはきっと、心の中にいつまでも楽しかった思い出として残ることと思います。今から、冬のもちつきを心待ちにしているでしょうね。
 
【どろんこになった田植え、最高でした】 【近くにはきれいなそばの花が咲いていました】