10月の全校朝会

 今日の朝の時間は10月の全校朝会が行われました。今日の校長先生のお話は「自然について考えよう」でした。秋になり、彼岸花が咲いたり、山々が少しずつ紅葉してきたりしています。これまでに撮った自然の写真を見せてくださり、四季のうつろいを感じました。
 また、宮沢賢治の「序」を読んで聞かせてくださいました。童話作家である宮沢賢治は自然や風景を心で感じ、それを物語の中で表しています。その一つである「いちょうの実」を読んでくださいました。そして、子どもたちにも手や肌、目、におい、息などで感じて想像して欲しいとお話がありました。学校にもいちょうがあります。いちょうの実やいちょうの木、物語と実際のいちょうが重なって、普段は何気なく見る学校のいちょうも違って見えきそうです。


          【秋は自然の変化を目にしやすい季節です】

 その後、生徒指導主事の先生から10月の目標についてお話がありました。10月は「物を大切にしよう」という目標です。特に記名と用具の後始末に重点をおきます。用具の後始末では6年生がぞうきんのかけ方について教えてくれました。ぞうきんの角を合わせてかける方法と、角を合わせずにかける方法のどちらがよいかを尋ねました。もちろん子どもたちは、ぞうきんの角を合わせてかける方法がいいと理解しています。
 角をそろえてかけると見た目もいいし、かけたところから落ちにくくなります。生徒指導主事の先生からは、「見た目の中には心が入ります。心は形です」とお話がありました。心を整えば、一つ一つの行動もていねいになると思います。運動会が終わって、静かな日常が戻って来ています。物を大切にする心をもって、1日1日をていねいに過ごしましょうね。


     【ぞうきんのかけ方一つをとっても、その人の心が表れますね】