第4部消防団と仕事始め

 今日は仕事始め、荒谷小の仕事始めと言えば第4部消防団と共に過ごす1日です。毎年、この日に出初め式に向けて朝から訓練をしています。暖をとるためのたき火が運動場からもくもく出ている様子を見ると、当たり前のように訪れたこの日に感謝の気持ちでいっぱいになります。
 例年、消防団のOBの方も応援のためにお越しくださいます。今年も朝早くから消防団の方々を見守ってくださっていました。「正月はどこいったけ?」とか「もうすぐ学習発表会じゃね」等と話しかけてくださり、今年も荒谷・南川の方々温かい心に喜びを感じるスタートでした。


【清々しい声と一糸乱れぬ動きに新しい年への期待を感じました】


【OBの方々 いらっしゃるだけでやる気が湧いてきそうです】

 発水訓練では、操作員の方々とそれを支える消防団員の方々のチームワークに目が釘付けになりました。水が足りなくならないように給水栓で待ち構える方や、ホースをもつ方、大きなもの差しを持って操作員同士の距離を測る方、ホースのふたを持って消火後のホースの処理をする方等、どの消防団の方々も自分の役割をもって参加されていました。


      【それぞれの位置につきます】



           【速い!】

【2mの位置を測ります】

【ホースの片付けも手際よく】  【OBの方もお手伝い】


 【操作員が訓練をふりかえる時間を作ってくださいます】

 あるOBの方は「昔は荒谷と南川は別の消防団やったから、荒谷は6人しかおらんかったとよ。だから、操作員がホースの後始末をしよったわ。疲れよったけどそれが当たり前やったがね」と話してくださいました。また、今日の春のような陽気に「前は風が吹いたり、雪が降ってたこともあったりしたけどだんだん暖かくなってきたねー」と話されていました。全速力で駆け抜ける操作員の方々は汗びっしょりになり、「出初め式の時にこんなに暖かくならんといいけどなぁ」とも話されていました。また、消防団員同士「このへんが滑るね」、「走る時ちょっと傾いたやろ」と話しながら、操法について確認をし合っていました。

 午後からも続けられた操法訓練、膝の痛みと闘いながら、そしてたくさんの方々に見守られながら行われました。第4部消防団のチームワークと、一人一人が責任をもって役割を果たす姿に、その強さを感じた仕事始めでした。