水道の蛇口はどこにつながっているの?

 今日の3校時、4年生は水道について学習しました。事前に校長先生から、荒谷小の水の仕組みを教えていただいていた4年生。その教えていただいた内容を、3校時の始めに黒板に図で表し説明してくれました。
 昨年度の3月までの水道の仕組みと今年度からの水道の仕組みが変わったことも分かりやすく説明していました。その後、実際に貯水タンクまで行ってみることになりました。「タンクの色は白かなぁ」と予想していた4年生、タンクを見ると「あ!銀色だ!!」とまず色に驚いた様子でした。その後、タンクの横にある滅菌液がある場所を見学し、タンクの中の水を出してみて残留塩素を測ってみました。試薬を入れると水がピンク色に変わり水の中に薬がしっかり入っていることを確認しました。


【ここに水が貯められます】

 タンクの見学が終わって学校に変える途中、「さっきの水はどうやって学校まで流れてきているのかなぁ」とつぶやいていました。側溝の中に見える黒い管を見て「これでつながっているのかなぁ」とその管が伸びる方向を見ると、そこは田んぼでした。「あ、これは田んぼに行く水かぁ」と言いながら帰りました。

 そして、学校に戻ると水道の蛇口から出る水の残留塩素を測りました。するとタンクの水ででた残留塩素濃度より、学校の水道から出る残留塩素濃度が低く、ここでまたハテナが生まれました。

【残留塩素濃度は0.2mg/l】

 それから教室に戻り、担任の先生とまとめをしました。諸塚では浄水場がなくても山の水の恵みがあり、おいしい水を飲むことができているということを学習したようです。
 たった1人の4年生ですが、学習に取り組む姿勢が積極的で素晴らしかったです。