寿会のみなさんと

 昨日は寿会のみなさんとふれあいの集いが行われました。毎年行っているこのふれあいの集いですが、子どもたちは一人一人目標をもって臨んでいます。多くの子どもたちが、おじいちゃん・おばあちゃんとコミュニケーションをとること(自分から話しかけること)を目標にしています。

 今回も、おじゃみ作り、竹鉄砲、竹とんぼ、おりがみの4つに分かれて、寿会のみなさんに作り方を教えていただきながら製作をしました。寿会のみなさんは、竹や布、鈴玉などの材料をたくさん持ってきてくださいました。それらを使って製作をしながら、「おじゃみに入れるものはあずきよりも鈴玉の方がいいんですよ。虫が食わないからね」とか「おじゃみでジャグリングをしてたもんです」などとお話をしてくださいました。またおじゃみに使用する布は、着なくなった洋服を裁断して持ってきてくださった方もいらっしゃいました。作り方を教えていただきながら、また昔の話を聞きながら製作をする時間はとても貴重な時間です。


         【針と糸でちくちく】


【どこを縫えばいいかなぁ】 【竹とんぼ、飛ばすのが楽しみ】


 昔は与えられたものではなく、自然にあるものを自分たちで工夫し、活用して遊びを作り出していたようです。自然豊かな荒谷ですのですぐにできそうな遊びばかりです。昔の方々の知恵や生活に触れて、有意義な時間を過ごしたことと思います。
 来年どうぞよろしく願いいたします。