県文集「ともだち」掲載作品をご紹介します。
「牛のびょう気を予防する」
3年 N.H
ぼくのお父さんは椎葉村で、牛を育てる仕事をしています。ぼくも小さいころからお父さんの仕事を見てきました。三年生の社会の学習で、牛を育てる仕事について学習しました。その中で、牛のびょう気の予防について知りたくなったので、さらに調べることにしました。
一 調べ方
(1)インタビュー動画をしちょうして調べる。
(2)那須ぼく場に行き、見学する。
二 調べて分かったこと
(1)インタビュー動画で分かったこと
びょう気を予防するために、人間と同じように牛にワクチンをうっているそうです。また、ぼく場のしょうどくもしているのだそうです。
(2)見学して分かったこと
ワクチンをうたないと出さんが早まり、小さな子牛が生まれる時もあるそうです。また、しょうどくでは、大人がやっと持てるくらいのきかいで牛しゃのしょうどくをしていました。長さはやく1メートルでした。
(3)しつ問して分かったこと
牛は、人間とちがい、下のはがなくて、べろがざらざらするそうです。また、ストレスをためないように、しおやとうみつをあたえているとおっしゃっていました。
三 調べた感想
ぼくは、これまでよくぼく場に遊びに行って、牛のえさやりや牛の水のみ場のお手つだいはしたことがありましたが、牛のびょう気を予防するためにいろいろなくふうをしている事をはじめて知っておどろきました。
お父さんは、「りっぱになって活やくしてほしい。」とねがって牛を育てているそうです。
今度から、もっとお父さんのお手つだいをしたいと思います。そして、さらに牛について調べたいと思います。
「がんばりたいこと」
4年 N.S
ぼくには、がんばりたいこと、できるようになりたいことが、今日できました。それは、プールでひら泳ぎをできるようになることです。
ぼくの家には、ビニールの大きなプールがあります。三人がいっしょに入っても泳げるくらい大きくて深いです。
今日、そのプールに入っていると、おばあちゃんが、
「ひら泳ぎ、できる?」
と聞いてきました。ぼくは前に、お兄ちゃんに教えてもらったことがあったけど、できなかったので、
「できない。」
と言いました。
すると、おばあちゃんが教えてくれました。だけど、手にしゅう中すると足の動きが小さくなってしまうし、足にしゅう中すると手の動きが小さくなってしまって、上手にできません。
それを見たおばあちゃんが、本物のかえるを持ってきて、プールに落としました。かえるがひら泳ぎをしていたので、それを見てみると、手をまっすぐ前に出して、まあるく円をかく感じで、すばやくかいていました。足は、気をつけみたいにあまり動かしていませんでした。
かえるをにがしてもう一回やってみました。見る前は、たくさんしっぱいしていたけど、見た後は、うまくできた感じがしました。ぼくは、このちょうしでいくと、五年生になったとき、先生に
「上手だね。」
と言ってもらえるんじゃないかと思ってワクワクして五年生になるのが楽しみになりました。
まだ上手にできないけど、もっとがんばりたいなと思いました。これからも、家でひら泳ぎの練習をがんばりたいです。