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5年生、6年生の集合学習が始まりました。

 先週の中学年に続いて、今週は村内の5年生(22名)、6年生(21名)が本校に集まってくれました。
 日頃、子どもたちは少人数の限られた環境で学習しているため、話し合いなどをしても深まりがなかったり、多様な考えに触れることができなかったりすることから、この集合学習が始まったと聞いています。

 たくさんの友達と一緒に問題を解決していく学習を通して、自主性や積極性を培い、自分の考えを表現できるようにすること。つまり確かな学力を付けさせることが大きな目的です。そのために、授業づくりにも先生方はいろいろと工夫されています。例えば、ゲストティチャーを招いて専門的な立場からお話を聞く機会がありました。
1日目

 音楽の時間には、いつもは少人数でしか歌うことのできなかった合唱曲を、大人数でパートに分かれて練習することができました。この授業は中学校の音楽の先生にお願いしていたので、特に6年生は中学校での授業をイメージできたと思います。

 
 5年生の社会科では、6月の土砂災害防止月間と合わせて日向土木事務所椎葉駐在所の方に来ていただき、土砂災害の学習をしました。実際の土砂災害の様子が映し出されたビデオを視聴した後、もう少し詳しく知りたいことや分からなかったところを質問しました。最後にグループになって土砂災害から自分の身を守る方法を考えまとめました。



2日目

 夕べ、6年生は夢織りの館に宿泊しました。2学期に行われる修学旅行に備えて、楽しく交流ができたようです。

 今日も、みんなで考えを出し合う授業に取り組みました。下の写真は、6年生の算数の学習の様子です。立式はできても、なぜそのような計算になるのかを説明するのは難しいものです。隣同士やグループで話し合いながら説明の仕方を考えていました。

 

 午後から、5年生は「たばこの害」について、6年生は「薬物乱用防止」について学習を行いました。この学習には、日向警察署生活安全課の方々に講師をお願いしてたばこの身体に及ぼす害や、薬物・危険ハーブが大変に恐ろしいものであることを話していただきました。初めて知ることも多く、子どもたちは真剣に聞いていました。