1月の参観日
今日は3学期になって初めての参観日でした。参観授業は全学年、人権教育に関わる授業を行いました。
1年生は、「二わの ことり」というお話を使って、「友だちを思いやる心」について考えていく道徳の授業でした。
2年生は、物語に出てくる動物のお面を被り、それぞれの動物になりきって「友だちがいることのすばらしさ」について役割演技をしながら考えていきました。
3年生は、「さとしの心」というお話をもとに、「友情とは何か、友だちと協力するということはどういうことか」についてグループになって話し合いました。
4年生は、苦労して鉄棒の逆上がりができるようになったというお話を、みんなで話し合いました。できるようになったのは自分の努力もあったが、それを応援してくれた友だちがいたことに気づき、「友だちの応援が力になること」について考えることができました。
5年生は、「マーチン少年の夢」というお話を聞いて話し合いました。これは、アメリカ公民権運動の指導者であったキング牧師が、少年時代に経験した人種差別のお話です。この学習から子どもたちは「友だちを大切にすることの本当の意味」について考えることができたようです。
6年生は、「言葉の重みについて考えよう」というテーマで学活の授業が行われました。うれしくなる言葉はどんなものか、反対に悲しくなる言葉はどんなものかを子どもたちに出させ、その言葉を言うときと、言われるときではどんな気持ちになるかを考えていきました。
授業の最後に「うれしい言葉は(心の)花束になるが、悲しい言葉は(人の心を切り裂く)ナイフにしかならない」とまとめられたのが印象的でした。
6年生はもうすぐ卒業ということで、今日の参観日を利用して小学校最後の親子給食が行われました。1年生に入学したときはとても小さかった子どもたちも、今日は親子で並ぶとずいぶん大きく成長しているのが分かります。
参観授業の合間に、学校保健委員会が開かれました。
村の保健師さんをお招きして、「長時間のメディア使用による影響について」というテーマで講話をしていただきました。子どもの脳や身体、健康にも大きく影響していくことが分かりました。
母親がスマホ等の依存症になり、子どもが話しかけてもスマホばかりいじっているため、最後には子どもが「自分もお母さんのスマホになって構ってもらいたい」と思いようになるという絵本も読んでいただきました。みなさんはスマホ依存症になっていませんか。