トップページ

火災想定の避難訓練実施~「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の椎葉小の子どもたち107

 本校は、学校経営ビジョンの具現化を図る努力事項の一つに『「危険予知能力」「危険回避能力」の育成』をあげています。

 年末から、担当の先生と椎葉村消防団・消防部長さんや村総務課の皆さんで協議を重ね1月14日(火)を迎えました。

 椎葉村消防団の全面バックアップのもと、火災を想定した避難訓練を実施しました。今回は、以下の目的で行いました。

 〇 火災発生時の際の煙の危険性を知らせ、火災時の安全な避難の仕方を身につけさせる。
 〇 防災に対し、日々努力している方々の願いを知り、火災防止について意識を高める。

 また、1月13日(月)の夜に日向灘沖を震源とする地震が発生し、椎葉でも激しい横揺れがあった翌日でしたので、緊張感をもって訓練を行いました。

 校舎内に煙を起こしていただく中、家庭科室を火元と想定し、始まりました。

 どの学年も火元付近を避ける形で、低い姿勢とハンカチで口を覆いながら【「お(さない)・ は(しらない)・し(ゃべらない)・も(どらない)・ち(かづかない」】を守り、避難することができていました。

 避難後に、校長先生・消防部長さんから、避難の様子の総括や今後注意することについてお話していただきました。

 その後、4~6年は消火器を使った消火訓練、1~3年は消火訓練と消防車両の見学を行いました。消火訓練は風向きが変わる中、風向きに合わせて、消火器の向きを変えながら、消火活動を行う児童の姿は印象的でした。また、車両見学では、搭載されている道具等について丁寧に教えていただき、児童達が興味津々で聞いている姿も印象的でした。

 

 訓練を通して、児童の中には、将来消防団員としての活躍を予感するような光景もありました。

 

 訓練の最後に、6年生児童から、消火器を実際に使った感想とともに、今日の訓練や普段の消防団活動について、お礼の言葉を述べてくれました。

 村消防団の皆様、今回もお忙しい中にありがとうございました。今後とも、お力添えをくださいますよう、よろしくお願いいたします。