日誌

うれしい朝

 毎朝、校門に立って子どもたちを迎えるようにしています。目的は2つ。ひとつは、登校してくる子どもたちの安全を見守るためで、もうひとつは子どもたちと元気なあいさつを交わすためです。東小学校には、大きく4か所の出入り口があります。正門と南門、運動場側の北門、そして地下道から上がってくる西門です。日替わりでこの4か所に立ち、子どもたちを迎えます。ほとんどの子どもが元気よく「おはようございます!」と返します。でも、中には目も合わせず、無表情で、もちろんあいさつも返さない子どももいます。悔しいので大声で「おはようございます!」としつこく声をかけると、迷惑そうな目でにらまれることも・・・。残念です。
 そんな中、ある朝一人の女の子が校長室を訪ねてきました。Mさんという3年生の女の子です。「校長先生、手紙を書きました。読んでください。」と手渡されたのが、このお手紙です。本人の了解を得て掲載します。




 もう何も言うことはありません。うれしくて、うれしくて涙が出そうになりました。こんな風にしっかり育っている子もたくさんいます。それが東っ子です。一人でも多くの子どもがMさんのように考え行動できるように、明日の朝も校門に向かいます。そして、「おはようございます!」を。