日誌

さすが6年生です。

 新学期が始まって2週間がたとうとしています。どの教室をのぞいてみても、比較的落ち着いており望ましいスタートが切れたようです。先生方の努力はもちろん、心身両面でサポートしていただいている保護者の皆様にも感謝申し上げます。
 そのような中、「さすが6年生!」と感心させられる出来事がありました。
 それは、学校にほど近い出北第7公園でのこと。休日にたくさんの子どもたちがこの公園を利用したらしく、園内にはお菓子などのゴミが散乱していたのだそうです。それを見かねた6年生(きょうだいを含め5人)が、自主的に拾ったのです。そもそもゴミを捨てること自体に問題があるのですが、下級生の後始末をしっかりとした6年生に拍手を送ります。

ステキな6年生(左から)永田彩乃さん・牧野真夢さん・児島百合菜さん

 6年生にとって大切なことは、力を見せつけたり威張ったりすることではなく、下級生があこがれるようなモデル(手本)となることです。それは、どんなささやかなことでもよいのです。目立たなく控えめなことでも、「あんな6年生になりたいな」と思えるような姿を見ることで、下級生はグンと育ちます。それが続いていった結果が「伝統」となるのです。長年小中一貫校に勤めた、私の確信です。
 ステキなちょいボラをした5人の皆さん。本当にありがとうございました。これからもかっこいい東っ子でいてくださいね。