日誌

しっかり!ひがしっ子!!

 先日、地域の方から学校におしかりのお電話がありました。内容は、「公園で大量のごみを散らかす小学生がいる。注意しても聞かない。私達がそれを拾っている。学校はどんな指導をしているのか。」というものでした。同じ地域の住民(市民・県民・国民)であることを踏まえ、学校での指導が十分でなかったことをお伝えし、これからも一緒に育てていただくことをお願いしました。
 その足で現場に行くと、確かに長く伸びた草の陰に子どもたちが捨てたと思われるお菓子のごみが落ちていました。ペットボトルやたばこの空き箱、吸い殻もありました。20分ほどで、バケツ1杯分ほどのごみを拾うことができました。

 私が拾っていると、遊んでいた4年生の男の子と女の子が「ここにもありました」「こんなごみもありました」と持ってきてくれました。「こんな心のきれいな子もいるんだ」と自分に言い聞かせながら、残念な行為をした人(子どもだけではない!)の心の狭さに思いをはせました。思い返せば、1年前のこのブログにも同じような記事を載せました。そのときごみを拾っていたのは6年生でした。
 学校では、翌日生徒指導主事から全校一斉に、また学級担任からも各学級で指導しました。
 日本人には、高い清潔感や倫理観が備わっているという世界的な評価があるときいたことがあります。「民度」という言葉もあります。今一度ご家庭で話題にし、子どもたちが外でどんな過ごし方をしているのか確かめていただけないでしょうか。将来の地球を担う子どもたちです。今身に付けてほしいことです。「やるときは やる」しっかり!ひがしっ子!!