学校からのお知らせ

子ども達の優しさにふれ…

昨日、あるご高齢の方がご家族と一緒に来校されました。

段ボールに花の苗をぎっしり詰めて。

お話を聞くと、本校の子ども達の優しさにふれ、どうしてもお礼をしたいとのお申し出でした。

6月18日付けの夕刊デイリーの記事「読者ジャーナル」も添えられていました。

いただいた花の苗は、職員玄関に飾らせてもらいました。

新聞記事を紹介いたします。

 

「子どもの優しさに感動」

5月15日、2階にある歌謡教室から1階に下りようとしたところ、赤信号で待っていた下校中の子ども5、6人がいました。

私が荷物を抱え、手すりを使ってゆっくりと階段を下りていると、下から2人の子どもが上がってきます。「どうしたのかな」と思っていると、そのうちの一人が「おばちゃん、その荷物を持ってあげるよ」と言って、私の荷物を持って階段を下りていきます。

さらに、もう一人が「おばちゃん、僕と手をつないで一緒に下りようね」と、私の手を取り1階まで階段を下りてくれました。何と優しい子どもたちでしょう。感動して涙があふれました。

私は「ありがとうね」と声を掛け、「何年生ですか」と尋ねると「4年生です」。そう言うと、信号が青になったので、反対側に渡り、安全な所から私に手を振ってくれました。私も、もう一度「ありがとう」と頭を下げ、手を振って別れました。私は、毎週水曜日の午後から歌謡教室に通っていますが、今まで下校中の子どもたちに会ったことはなく、今回が初めてでした。

歌謡教室の先生が運転する帰りの車中、この優しい子どもたちのことを話すと「東小学校の子どもさんです」とのこと。帰宅後、家族と話してその出来事を手紙にして送ることにしましたが、時間がなく、なかなか書けずにいました。

1週間後、福岡から長男夫婦が帰省。この話をすると、嫁が「私の母校です」。住所、電話番号を教えてもらい早速、お礼の電話をかけました。

優しい子どもたちに感動しました。これも校長先生や先生方のご指導のたまものでしょう。これからも東小学校の皆さんのご多幸を心からお祈りしております。私も今回の出来事を宝物として日々、幸せに、元気に過ごしてまいります。ありがとうございました。

(延岡市野地町 三宅久美子)