延岡市は宮崎県の最北部に位置し、大分県との県境に接しています。山・川・海など、様々な自然に囲まれた風光明媚な土地であるとともに、市内に大きな工場がいくつも存在する工業都市でもあります。
北川小学校は、その中でも最北端に位置します。市町村合併により、平成19年に北川町立北川小学校から延岡市立北川小学校へと名称を変更しました。
令和6年度の児童数は105名です。少ない人数ではありますが、子どもたちは、元気に仲良く生活しています。
北川地区は自然が豊かで、特にホタルの里として有名です。また、有名な家田(えだ)湿原には、希少な生き物が生息しています。5月になると、北川湿原では、県の絶滅危惧種「コウホネ」が咲き始めます。また、家田湿原では、相撲の軍配によく似た白い脚を持つ「グンバイトンボ」が飛び始めます。季節に応じた自然の味わいを楽しむことができる地です。
そんな北川に住む子どもたちは、北川のたからものであり、延岡・宮崎・日本・世界の未来を担うたからものです。職員17名が一丸となり、家庭、地域の皆様とともに、一人一人の子どもたちを大切に育んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
延岡市立北川小学校
校長 宇都宮 浩
下の写真は「学校前の陸橋」「家田湿原」「西郷隆盛宿陣跡資料館」です。