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防災講話(6年生)

7月24日(水)、総合的な学習の一環として防災講話を行いました。講師として、九州医療科学大学の山内利秋先生をお迎えしました。山内先生は、文化財の保護など様々な分野で地域に貢献されています。

今回は、震災等で水没した写真を救い出す作業を体験させていただきました。大きな震災が起きた場合、被災者の心のよりどころとしての写真の意義は大きいということでした。家族写真などが手元に戻ることが心の回復につながるとのことです。

擬似的に水没させた写真(コーヒーの粉・水にひたしたもの)をバットの中で優しく洗って汚れを落とします。水気をふきとったあと、ロープにつるして乾かします。

子どもたちは、スマホで撮った写真にはなじみがありますが、実際の写真を手にすることはほとんどないようです。しかし、(紙の)写真が震災時の心のよりどころになると聞いて、慎重に作業を進めていました。

作業の後には、もし震災が起きた際、写真を救うためにできることについてグループで話合いをしました。山内先生からは、「みんなが写真を救うためのリーダーになってほしい」というお話がありました。

これまで意識したことのなかった取組に触れ、視野を広げることができたと思います。

山内先生をはじめ、実施に関わってくださった夕刊デイリー新聞社の皆様、延岡市教育委員会の皆様、ありがとうございました。

夕刊デイリー新聞とケーブルメディアwaiwaiの取材を受けました。ケーブルテレビでは、7月30日(火)18:30~他で放送予定です。