ほたまる日記

2025年3月の記事一覧

東日本大震災から14年

東日本大震災が起きてから、3月11日で14年がたちました。

甚大な被害は言うまでもありませんが、今でも多くの方が避難生活を送られていることに胸がつまる思いです。

震災が起きたとき、私(校長)は別の小学校で教務主任をしていました。卒業式に向けての練習を終えて職員室に戻ったところ、テレビに映し出された光景に言葉を失いました。港のような場所の道路が写し出され、海からの水がものすごい勢いで流れ込んでいました。その後、地面を津波が進んでいくヘリコプターからの映像なども見てあまりの恐ろしさに動けなくなったことを覚えています。ほとんど知識のなかった「津波」の恐ろしさを知った忘れられない日となりました。

東北から遠く離れた宮崎の沿岸部でも津波警報が出され、川の近くで遊んでいる子どもがいないかパトロールをしました。海に面した道路が通行止めになったことも覚えています。

3月11日の午後、北川小学校では校内放送で東日本大震災の話をして、全校児童で黙祷をしました。この機会に、命の大切さや自然災害の恐ろしさ、備えることの大切さを認識することができたと思います。

写真は、教頭先生の放送を聞いている様子、黙祷をしている様子(1・2年生)です。

   

お別れ遠足(その2)

今回もお別れ遠足の様子を紹介します。

当日は風がとても強くグラウンドでの昼食は難しかったので、体育館の横で食べました。

この日は「お弁当の日」になっているため、おかずを何か1品を作ったりおにぎりを握ったりしていました。中には、全部をつくったという子もいました。学年関係なく仲良くお弁当を食べる様子が見られました。

午後は、それぞれの学年での遊びが中心でした。草の斜面を転がる遊びに興じたり(2年生)、なわとびやドッジボールをしていました。とても楽しい時間を過ごすことができました。

お別れ集会・お別れ遠足をとおして、6年生への感謝の気持ちをあらわすことができました。6年生にとっても忘れられないよい思い出ができたことと思います。

              

 

お別れ遠足(その1)

3月7日(金)、お別れ集会のあとに遠足に出かけました。目的地は北川町運動公園です。学校から徒歩で30分ほどのところあります。

5年生主体でレクリエーションを行いました。おにごっこ、だるまさんがころんだ、ドッジボールを楽しみました。広い運動場いっぱいに歓声が響きました。学年関係なく仲よく遊ぶ姿が見られ、北川小のよさをあらためて感じました。

このレクリエーションも、4月から6年生になる現5年生が企画・運営しました。全校の子どもたちを楽しませることができ、5年生にとってもよい勉強となりました。

<今回は午前中のレクリエーションのみを紹介します。次回は昼食や午後の様子を紹介します。>

         

お別れ集会

3月7日(金)に、6年生とのお別れ集会を行いました。

はじめに交流活動をしました。じゃんけん列車で楽しんだ後に、クイズをまじえた6年生一人一人の紹介がありました。6年生のよさを司会の5年生がみんなに教えてくれました。

そのあと、各学年から6年生への出し物を行いました。歌やダンス、呼びかけなど各学年の工夫が生かされた心温まる発表でした。6年生への感謝と中学校生活へのエールが強く感じられ、6年生は神妙な表情で発表を見つめていました。卒業を間近に控え、いろいろと思うところがあるようです。

このお別れ集会は、4月から6年生になる現5年生が企画・運営しました(最後の写真)。立派な態度をとても頼もしく思いました。

<次回は、お別れ集会のあとに行ったお別れ遠足の様子を紹介します。>

        

 

卒業式全体練習(1回目)

3月25日の卒業式に向けた全体練習を行いました(3/5)。

今回は歌を中心に練習しました。広い体育館に声を響かせるのは難しいので練習を重ねる必要があります。いろいろな先生方からアドバイスを受けながら、がんばって練習しました。

(本校の卒業式には、在校生代表として4・5年生が参加します。)

   

科学実験教室(6年生)

野口遵顕彰会の協力を得て、科学実験教室を行いました(3/4)。

事務局の椎葉様においでいただき、風力発電の仕組みを学ばせていただきました。6年生は理科で発電について学んでいます。

ペットボトルを加工して羽を作ったり、モーターを利用した発電部分を作ったりして実験装置を組み立てました。

送風機を使って試したところ、赤いLEDが光りました。苦労して作った子どもたちはとても嬉しそうでした。作業を通して、風力発電の有用さやLEDの性質などを学ぶことができたようです。

ものづくりの楽しさを味わう意味からも充実した実験教室でした。

      

 

2年生で分数の学習

2年生が算数の学習をしていました。

以前は、3年生から分数を学んでいました。今の学習指導要領では、2年生で学習することになっています。

この日が初めて分数を学習する日でした。担任の先生の工夫で、子どもたちを半分に分けて2分の1という概念を学んでいました。子どもたちはとても楽しそうに活動していました。きっと分数の学習に抵抗なく入っていけると思います。

   

 

全校朝会(3月)「おわりよければすべてよし」

3月の全校朝会を行いました(3/3)。この時期としては珍しいほどの暖かさでしたが、朝から小雨が降り全校朝会の頃には激しい雨となりました。

はじめに、雨の歌に負けない声で校歌を歌いました。

校長の話としてはじめに嬉しいことを2つ紹介しました。1つは、あたたかくなって体育館に全員集まることができたことです。1月の始業式や2月の全校朝会は寒さのためにオンラインで実施しました。顔を合わせることの喜びを伝えました。

もう一つは、2月の詩「うめの花」の暗唱を全校児童104人が合格したことです。全員合格は2ヶ月連続です。その喜びを今回もミニくす玉割りで表現しました。

続いて、「おわりよければすべてよし」という話をしました。一年間に見立てた365cmに切った白い紙テープと、これまでの月日を表した赤い紙テープを重ねました。本年度がもうすぐ終わることを確認して、最後としてがんばりましょうという話をしました。(使った紙テープは校長室廊下に貼りました。見るたびに「おわりよければすべてよし」を思い出してくれるといいなと思っています。最後の写真です。)

その後、掃除についての話や図画で賞をもらった子どもたちの表彰を行いました。 

      

 

ボランティア感謝集会

2月26日(水)に、ボランティア感謝集会を行いました。

登下校の見守りや交流活動でお世話になっている皆さんをお呼びして、感謝の気持ちを伝える集会です。当日は6名の方においでいただきました。

ボランティアの代表の方のあいさつでは、「私たちが元気をもらっています。」というありがたいお話をしていただきました。その後、1年生や6年生によるお礼の言葉、6年生によるプレゼント贈呈を行いました。

6年生からは、感謝の手紙に加えて、今日の調理実習で作った「蒸しパン」をプレゼントしました。ボランティアの皆さんにとても喜んでいただきました。

北川小学校の子どもたちが、地域の皆さんに支えられていることをあらためて感じた集会でした。