学校からのお知らせ

平和への思い

 昨日の全校集会で、2年生のJRC委員から、修学旅行で学んだことを全校生徒に伝えてもらいました。その内容を紹介します。
 「私たち2年生は、6月24日に長崎市の平和祈念像の前で、全校生徒の皆さんが平和への思いを込めて織り上げた千羽鶴を献納してきました。セレモニーの流れは、平和への誓いの言葉を読み上げ、千羽鶴を献納し、黙祷をしました。そして2年生全員で「千羽鶴」を歌いました。この曲は、長崎市の被爆50周年の際に募集されたもので、詞は埼玉県の中学生が考えたものです。8月9日午前11時02分、長崎市に原爆が投下されました。あれから69年たった今、そのときの様子を語ってくださる人も少なくなっている現在、私たちは池田早苗さんの貴重な体験談を聞き、その日悲惨さや恐ろしさを感じました。世界の中ではまだ戦争はなくなってはいません。いつ日本がそんな戦争に巻き込まれるかもわかりません。先日のウクライナ上空での旅客機撃墜事件は記憶に新しいです。だからこそ私たちが戦争の体験を直接聞くことで、平和について考え、後々に伝えていくことが大事だと思います。戦争になると、私たちがやっている普通の生活もできなくなります。二度と同じようなことを繰り返さないためにも、平和について真剣に考えましょう。」
 私たちは、平和を愛する国民として、戦争でなくなられた方々を追悼し、平和を強く願い生きていきまましょう。