学校からのお知らせ

入学式を実施

 本日、本庄中学校では入学式が行われました。あいにくの雨天でしたが、たくさんの来賓の方々にご臨席をしていただきました中で、90名が元気に入学しました。新入生、在校生全員が参加することができて、本当によかったです。
 本日から三日間、入学式の式辞、在校生歓迎の言葉、新入生誓いの言葉を紹介いたします。

   式 辞
 色鮮やかな花々に包まれ、春の香りが満ちあふれるさわやかな季節を迎えました。
 本日この佳き日に、国富町教育長 豊田畩光様、教育委員 海老原千浩様、企画政策課長 瀬尾孝徳様をはじめ、多くのご来賓の皆様方にご臨席を賜り、平成29年度本庄中学校の入学式を挙行できますことを、本校教職員一同、心より厚く御礼申し上げます。
 改めて、新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学を先生方、そして2、3年生の先輩方全員で心から歓迎いたします。これからの中学校生活では、様々な困難にぶつかることがあるかもしれませんが、一つ一つ乗り越えていけるように、私たちは全力で皆さんを支え、応援していきます。ですから、安心して今日からの第一歩を踏み出してほしいと思います。
 入学にあたって、新入生の皆さんにしっかりと心に刻んでほしいことがあります。それは、中学校は大人になるための基礎的な力を身に付けていく学校だということです。これからの三年間で、皆さんは自分の人生を切り拓いていけるだけの社会に通用する基本的な力を、身に付けていきます。本庄中学校の教育目標「心身ともに健康で、自らをきりひらく、たくましさと思いやりのある生徒」はそのような生徒の姿を表しています。
 さて、中学校生活のスタートにあたり、みなさんに三つのことをお願いします。
 一つ目は「高い志をもつ」ということです。夢や目標なくして、本校の三年間は、充実したものにはなりません。中学校卒業後の将来を見据えて、勉強や部活動に高い目標・高い志をもち、それぞれの夢の実現に向けて前進してください。
 二つ目は「よき習慣を身につける」ということです。習慣は第二の天性ともいわれており、人生を左右することさえあります。よき習慣の一つとして、「時を守り、場を清め、礼を正す」。という言葉を贈ります。時を守るとは、遅刻をしない、学習時間を確保するなど。場を清めるとは、きちんと掃除をする、整理整頓をするなど。また、礼を正すとは、服装をきちんとする、自分から大きな声で挨拶をするなどです。この「時を守り、場を清め、礼を正す」という言葉は本庄中学校の校訓です。社会生活の基本として、良き習慣が身に付くよう日々努力してください。
 三つ目は「自分だけではなく人を思いやれる人間」になってほしいということです。
 他人を思いやることは、自分を見つめ直すことになります。思いやりによりお互いに助け合う友だちの輪ができますし、行動のエネルギーにもなります。思いやる・思われる、何でも話し合える友だちを見つけてください。友だちは何にも代え難い一生の宝となります。
 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。お子様の制服姿に、中学生になったという感慨とともに、今後の健やかな成長を願う気持ちを新たにされていることと思います。どうぞ今日の晴れ姿をこれからの新たな出発点として大切にしていただき、お子さんのよさを認め、伸ばしていただきたいと思います。私ども職員一同、生徒とともに歩み、心を込め精一杯の教育に努めたいと思います。
 終りになりますが、御来賓の皆様に申し上げます。
 御多用の中、多数の皆様にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。心より厚く御礼申し上げます。子供たちの教育は、家庭や地域とのより緊密な連携・協力があってこそ初めて成果の上がるものと考えます。今後とも、より一層変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 新入生の皆さんが、この本庄中学校で、かしの木のように、強く、たくましく、そして大きく伸びゆくことを期待して、私の式辞といたします。
            平成29年4月7日
                  国富町立本庄中学校 
                  校長 有田 勝典