学校からのお知らせ

終業式の代表生徒発表から

 1学期終業式の代表生徒発表の紹介をいたします。本日は3年生です。

 「1学期を振り返って2学期の目標」  3年 鳥原 滉大さん

 1学期を振り返り、個人的に一番印象に残っていることは、なんといっても部活動です。僕は男子バスケットボール部に所属していました。4月から顧問の先生が替わり、不安な気持ちのなかでスタートした部活動でしたが、中体連で県大会に出場することを目標に、先生のご指導のもと、血のにじむような練習をしてきました。試合当日僕たちは、女子バスケットボール部や保護者などたくさんの方の応援の中試合をしました。最初は互角でしたが、後半になると僕たちの体力が落ちてきて、僕は第4Qで交代となりました。それからは、頭が真っ白になり、試合内容をよく覚えていません。結果は、39対59で負けました。試合終了後、僕は、両親の顔を見て涙がこみ上げてきました。なぜかはわかりませんが、今まで3年間やってきたきつい練習を終えた達成感や試合などで送迎をしてくれた両親への感謝などがあふれてきたのだと思います。この部活動を通して、精一杯頑張ることの大切さとそこからくる達成感、そして、周りの人たちに支えられていることを実感することで、感謝する気持ちの大切さを学びました。このことは、このことは、今後の学校生活の中でも生かしていきたいと思います。
 部活動を引退し、受験に向かって勉強漬けの地獄の夏休みが始まります。そこで、今後に向けて2つの目標を立てました。
 1つ目は、その勉強にしっかり取り組むことです。「夏を制する者は受験を制す」と言われます。この夏は、ほとんどの3年生が各高校のオープンスクールに参加し、三者面談も実施されます。進学先の高校を決め、希望高校合格に向けた自分のための学習に精一杯取り組んでいきたいと考えています。「受験は団体戦」です。3年生全員の気持ちを一つにして、この夏に挑んでいきたいと思います。
 2つ目は、中学校最大の学校行事「体育大会」に全力を尽くすことです。僕は団長になりました。最後の体育大会を死ぬ気で盛り上げ、白団・赤団問わず、全校生徒が精一杯取り組み、全員が達成感を味わえる体育大会にしたいと思います。ですが、ぼく個人としては、白団を優勝に導き、矢北先生を胴上げしたいと思います。白団の皆さん、全校生徒の皆さん、僕に力を貸してください。本庄中伝統の体育大会を作り上げましょう。
 最後に、僕は学年委員長という立場で活動してきました。振り返ってみると、ただ代表として挨拶をしたり、注意を促したりするだけで、本当の意味で学年委員長の役割を果たせていなかったと思います。教頭先生が生徒総会の時に話された、「伝統とは、先輩が後輩に超えられないものを残し、後輩がそれを超えていく、その矛盾が伝統を作り出す」という言葉が胸に残っています。2学期は、勉強も学校行事も一生懸命取り組む3年生の姿を後輩に超えられない姿として残せるように学年委員長として精一杯取り組んでいきたいと思います。3年生、頑張りましょう!