学校からのお知らせ

新入生歓迎の言葉

 昨日入学式が実施され、本庄中学校は全校生徒242名でスタートしました。新入生は緊張して疲れたことと思いますので、土、日でしっかり体調を整えて月曜日からの中学校生活に備えてください。本日は、入学式の中の「生徒代表歓迎の言葉」を紹介します。

歓迎の言葉

 桜の花がようやく咲きはじめ、今年もまた出逢いの季節を迎えました。新たな一歩を踏み出す90名の新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。私たち在校生は、みなさんの入学をとても心待ちにしていました。今みなさんは期待と不安でいっぱいだと思います。
 そこで、この本庄中学校の伝統を少し紹介したいと思います。
 本庄中学校には、「時を守り」「場を浄め」「礼を正す」という校訓があります。この校訓を守るため、私たちは「立ち止まってあいさつ」と「かしの木清掃」を徹底して取り組んでいます。 
 立ち止まってあいさつでは、校内で先生方や来校された方に会ったら立ち止まり、相手の目を見て、笑顔であいさつをします。毎日、校内は明るいあいさつであふれています。
 かしの木清掃では、かしの木の頭文字をとった「感謝の心」を持って、「静かな雰囲気の中」で、「残り時間いっぱい」「気づきの心で」を意識して自分の心を磨くような清掃をしています。
 毎日の登下校の際に反射タスキを全員が着用しています。自転車通生の人は、ヘルメットの着用、二列で登下校をしないなどの決まりがあります。この決まりをみんながしっかり守ったので、九州で初めて「自転車通学安全モデル校」に指定されました。みんなで本庄中の伝統をしっかり守っていきましょう。
 次に、中学生と小学生の違うところをいくつか紹介します。
 一つ目は、授業時間が50分になり、教科ごとに先生が代わることです。定期テストもあり、順位が出るので、一日一日の授業にしっかり取り組むようにしましょう。
 二つ目は、先輩や友達と放課後に練習する部活動です。中学校には、九つの部活動と四つの社会体育があります。どの部活動も自分達の目標に向かって日々の練習を頑張っています。技術面だけでなく、礼儀作法や仲間との絆を築きあげることができます。ぜひ部活動に参加しましょう。
 三つ目は、生徒会活動です。生徒会とは、生徒会選挙で当選した生徒会役員と、各委員会の全校専門委員長が中心となり、本庄中をよりよくしていくために、たくさんの活動を全校生徒と協力して行う組織のことです。みなさんも積極的に取り組み、本庄中をよりよい学校にしていきましょう。
 最後に、新入生の皆さんに伝えたいことがあります。それは、何ごとにも挑戦するということです。それは、何ごとにも挑戦するということです。私は、生徒会副会長をさせていただいています。私は元々人前で話すのが苦手で、いつも損ばかりしていました。ですが、中学生になって、自分を変えたいと思い、生徒会選挙に立候補し、生徒会に入りました。そこでいろいろな行事では、生徒会が中心となって、たくさんの人と関わることができ、とても良い経験をすることができました。これも、生徒会選挙への挑戦があったからだと思います。みなさんもぜひどんなことにも挑戦してほしいと思います。
 さあ、みなさん、今日から中学校生活が始まります。何か分からないことや困ったことがあったら、先生方や先輩方に聞いてください。そして、みんなで本庄中の伝統を守り、新たな歴史を築きながら楽しい学校生活をおくっていきましょう。 
                平成29年 4月7日
                在校生代表 三原  萌