学校からのお知らせ

今日は忘れてはいけない日(1)です

 今日は、登校日にお話ししました「忘れていはいけない日」の第1日です。
 今日8月6日は、広島に原子爆弾が投下された日です。昭和20年8月6日 午前8時15分に「Mk-1核爆弾リトルボーイ」とよばれる原子爆弾が広島市上空に投下されました。これは実戦で使われた世界最初の核兵器であり、この一発の兵器により当時の広島市の人口35万人(推定)のうち9万~16万6千人が被爆から2~4カ月以内に死亡したとされています。
 この原子爆弾で、多くの犠牲者を出したことはもちろんのこと、終戦後70年たちましたが、この間、何年もにわたり後遺症に苦しんであられる方や苦しみながら亡くなられた方がいらっしゃることを忘れてはいけません。
 生徒のみなさん、「平和を守る」「戦争をなくす」という気持ちを持ち続けてください。そして、授かった自分の命を、尊い命をしっかりと守ってください。
 また、「世界が平和になるために、自分に何ができるのか」を考えることも大切です。今は何も考えつかないかもしれません。これからいろんな学びをし、いろんな人と出会い、自分の成長の中で、気づくことができればどんなに小さなことであっても実践してください。小さな取り組みが集まると大きな力になります。急がなくてもよいので、「世界が平和になる」ことを願ってほしいと思います。