宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年12月27日
3年生の守山妃和(ひより)さんの作文が掲載されました。親の教えが生き方として根付いているから、インプットされたものが教えと結びつくのでしょう!人脈とは心のつながり。尊いものであることを教えられます。
題名 人をつなぐ大事さ
私は幼少期から、父に教え続けられている「人脈を大事に」という考え方を大事にしている。
だから、『甲陽軍鑑』に載っていた「人は城 人は石垣 人は堀、情けは味方 あた(仇)は敵なり」という古典の言葉にとても共感した。意味は、人は城であり石垣であり堀であるから、 情けは人をつなぎとめて国を繁栄させるが、恨みを増やすと国は滅びるというもの。
私は前述のとおり人脈をとても大事にしている。それは、この言葉に出てくるように「情けをかけて人を繋ぎ止めることができれば繁栄。逆に、恨みを増やせば滅びる」という究極の選択肢がかかっているからだ。
自分が心地よく生きていくためには、どうしても人の力がいる。仕事でもそうだ。人には適材適所というものがあり、物事を効率よく円滑に進めるためには一人一人の力を活かす必要がある。
このことをふまえ、お互いに助け合い恩恵を受けるためには、情けを重んじ人を繋ぎとめることが大事だと思った。