部活動

第18回中原旗招待中学生バレーボール大会

今日からとうとう6月に入り、地区中体連まであと6日となりました。そんな中、先週末は朝4時に榎原を出発し、熊本県山鹿市で行われた第18回中原旗招待中学生バレーボール大会に参加させていただきました。


 ・予選

榎原中2(25-21、25-14)0菊地南中(熊本県代表)

榎原中0(17-25、13-25)2菊鹿中(熊本県1位・九州大会準優勝)

榎原中2(25-23、25-21)0大利中(福岡県代表)


 なんとか予選を2位で通過し、
Aパートに進むことができたことだけが収穫の、本当にひどい内容でした。とにかく体が動かないので、スパイクは決まらない、ブロックは止まらない、レシーブは上がらないと、ただただボールに触っているだけで、一切気持ちが繋がっていないプレーがずっと続きました。今回選手たちにある程度まかせようと思っていた私も、さすがに我慢の限界を超え、3試合目の2セット目開始には強めの叱咤激励をしました。しかし、その後もぱっとすることはなく、あまりのなさけなさに、その日は居残りの練習試合もせずホテルに帰ることにしました。

 次の日は、とにかく切り替えてやるということで、チームとしてどんなチーム相手でも確認している「サーブキャッチを丁寧に」と「サーブを丁寧に」に加えて、自分たちで決めた「点が決まったら体全体でおもいっきり喜ぶ」ということだけはしっかりやろうということで臨みました。

・準々決勝

榎原中2(25-21、26-24)0御所浦中(熊本県代表)

・準決勝

榎原中1(25-13、24-26,20-25)2泗水中(熊本県2位・九州大会ベスト8)

 準々決勝は、とても高さのあるチームで、スパイクがなかなかブロックを越えず苦戦しました。サーブで崩すのですが、チャンスボールから単調な攻撃しかできず、ブロックでワンタッチを取られて、2段トスを撃ち込まれるというお決まりの展開です。しかし、2セット目は12-21という絶望的な状況の中で1プレー1プレーに集中し、まさかの大逆転勝利を収めることができました。

 その勢いのまま、準決勝第1セットはサーブで崩して楽にとることができました。しかしここでダメ押しをできないのがこのチームの弱いところです。勝ちを意識したのか、12-8から14-13、20-16から21-20と離しては追いつかれを続け、最後は24-23のマッチポイントからサーブミス、そこから連続失点でセットを落としました。なんとか切り替えて第3セットに臨んだものの、ここでも9-3から13-13、17-17から20-25と、相変わらずの試合展開で終わってしまいました。泗水中は早いコンビバレーをするチームでしたが、この試合に関しては終始サーブで崩しコンビを封じていたので、ほとんどがレフトとライトのオープン攻撃でした。それにも関わらず、ブロックの基準やレシーブフォーメーションを最後まで修正できず、競り負けてしまいました。

 

 隣のコートで三股中がいつも通り楽に試合をしている姿を見て、改めて壁はとてつもなく高いなぁと感じました。しかし目的を達成できればきっと目標も達成できるはずです。バレーボールではワンプレーで2点3点は取れません。あの大記録を数多く塗り替えて、41歳にしていまだ現役のメジャーリーガーのイチロー選手も“小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。”と言っています。一歩一歩地道に積み重ねていくことが、大きな目標を達成する一番の方法です。家での生活、学校での生活、そして部活動と自分の人間力を高めることがすべてにつながっています。日曜日の地区総体に向けて、目的を意識してしっかりと過ごしてほしいと思います。


 今回の大会参加にあたって、熊本県の先生方をはじめ、たくさんの方々にご支援・ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。