部活動

伝統

 先週末は熊本県山鹿市で行われる第18回中原旗中学生招待バレーボール大会に参加する予定でしたが、もろもろの事情から辞退することになりましたので、後援会にお願いして、榎原で泊まり込みの合宿を行いました。

 土曜日は、一日練習ということで、主にサーブとサーブキャッチの練習を中心にみっちりやることができました。その後はみんなで温泉に行き、夜は1年生の歓迎会と中体連の壮行会を兼ねてバーベキューをしていただきました。そして勉強を終わらせたのちに、ゲーム大会で大盛り上がりと、チームの絆を深める上でとても思い出に残る一日になったのではないでしょうか。

 日曜日は、中体連の会場でもある串間市総合体育館で練習をしました。榎原中
OBをはじめとした選手たちに集まってもらい、本番さながらの試合をすることができました。試合は3試合、全7セット行い、12敗(34敗)でした。その7セット中6セットが2点差の24敗という結果で、課題としている最後の2点を取りきる執念がまだまだ足りないということと、ゲーム中のなんでもないミスが勝敗を分けるということを再確認することができました。
 とはいうものの、高いブロックや粘り強いレシーブ、するどいスパイクや強烈なサーブの中、すべての試合を一日通して作ることができたことは大きな自信と経験になったのではないでしょうか。

 この
2日間の経験は、チームの絆や榎原の絆を再確認することができ、目標である全国大会に向けてとても大きなものとなったはずです。支えてくれる人や応援してくれる人が多ければ多いほど、負けられない気持ちが強くなります。これだけ自分たちのためにいろいろとしてくれる後援会や、忙しい仕事の合間をぬい、自分の時間を削ってまで練習に付き合ってくれるOBなど、自分の周りの人たちがどれだけ自分たちのために尽くしてくれているかということに心の底から感謝をしなければなりません。あとは、それぞれがどれだけその感謝の気持ちを
身体で、気持ちで、行動で表現できるかです。

 地区大会まであと
11日。この2日間のために準備をして下さった後援会、そして後輩たちのために集まってくれたOBの皆様、本当にありがとうございました。榎原中の伝統を引き継いで、自分たちや後援会だけではなく、地域や他の観客をも巻き込む全員バレーを披露することができるように、魂を込めて日々の生活に取り組み、すべての質を高め、悔いの無い日々を送ってほしいと思います。